オープンワールドアドベンチャー『Yonder: The Cloud Catcher Chronicles』Steamで発売。美しい島で自由な暮らしをゆるりと満喫

 

オーストラリアのインディースタジオPrideful Slothは7月18日、オープンワールド・アドベンチャーゲーム『Yonder: The Cloud Catcher Chronicles』をSteamで発売した。価格は2480円で、7月25日までは20パーセントオフの1984円で購入可能。なお、海外ではPlayStation 4向けにも発売されている。

本作でプレイヤーは、「Gemea」と呼ばれる島に降り立つ。とても広大な島で、温暖な地域から極寒の山岳地帯まで、環境の異なる八つの地域を擁するオープンワールドの世界だ。一見とても美しく平和なGemea島だが、いつの頃からか邪悪な霧が所々で立ちこめるようになり、島の人々を苦しめている。この島には人間のほかにさまざまな生き物も生息しているが、その中には「スプライト」と呼ばれる生物がいる。彼らは邪悪な霧を消し去ることができる不思議な力を持っているらしい。プレイヤーは島を探索する中でスプライトに出会い、そして島の人々を苦難から救うのだ。

本作では、このような大きな目的の達成を目指してさまざまなクエストをこなしていくことになるが、プレイヤーが思い思いのペースでゲームを進めることができるよう、広大な環境を活かしたアクティビティが数多く用意されている。たとえば川で魚釣りをしたり、土地を借りて農作業に勤しんだり。あるいはビールを醸造したり、大工や料理人になって島の人たちのために働いてみたり。また、島の動物たちと仲良くなって一緒に行動することもできる。なお、プレイヤーの分身となるキャラクターの見た目は自由にカスタマイズできる。

ゲーム中には昼夜の時間変化や天候の変化、また季節の移り変わりも存在し、島の環境に動的な変化をもたらすという。本作はファンタジーな冒険を本筋に置きながら、地に足の着いた島の暮らしを満喫できる要素がふんだんに盛り込まれており、プレイヤーにはこの美しい島を存分に楽しんでほしいという開発者の想いが感じられる一作となっている。Prideful Slothは本作について、今後ほかのプラットフォームでのリリースについても検討していくという。ちなみに欧州では、未発表のXbox One版がPEGIレーティング審査を通過している