『ファイナルファンタジーVII リバース』は、高い自由度があり、登場人物の「運命の行方」が見どころになる。公式からヒント続々

 

スクウェア・エニックスは『FFVII REMAKE』公式Twitterアカウントにて『ファイナルファンタジーVII リバース』について情報を小出し中だ。6月3日と4日に、情報を公開している。


『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、PS向けに発売されたオリジナル版となる『ファイナルファンタジーVII』をベースにしながら、ゲームそのものを再創造した作品。グラフィックは最新技術を用いたフル3Dになり、ターンベースだった戦闘はアクションベースになっている。オリジナル版では見下ろし視点で描かれたフィールドも立体的に作られるなど、大規模にゲームをリメイクした作品だ。

『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、オリジナル版を原作にしつつも、独自のゲームとして進化。ストーリーとしては、ミッドガル脱出までの物語が描かれた。第二作目である『ファイナルファンタジーVII リバース』については、それ以降の話が描かれるはずだが、ストーリー・システム両面ともに謎が多い。さらにリメイク版はオリジナル版とストーリーも一部異なっていることから、物語面に注目が集まっているのだ。

『ファイナルファンタジーVII リバース』については、6月に入ってから情報が公開中。6月2日には、プロデューサーである北瀬佳範氏から「発売時期を調整中」であることが明かされた。そして6月3日にはディレクターの浜口直樹氏が、同作においてはミッドガルの外の世界をどのように旅をするか回答。答えとしては「さまざまな表情をもつ広大な世界を、高い自由度と多彩な物語で冒険していきます」とされている。


さらに6月4日には、ストーリー&シナリオ担当の野島一成氏が、物語の見どころについて回答。それによると物語のみどころは「『FF7』の核となる展開の連続、そして登場人物の運命の行方です」。


浜口氏と野島氏のコメントはともに想像力を掻き立てる。浜口氏が「広大な世界を高い自由度で冒険する」と語ったことにより、オープンワールドゲームになるのではないかと推測するユーザーも散見される。そして何より気になるのは野島氏による「登場人物の運命の行方」というキーワードだ。

『ファイナルファンタジーVII リメイク』から、「運命」というキーワードがたびたび登場し、物語に深く絡んできた。具体的にいうと、運命の番人フィーラーという存在がたびたびクラウドたちを翻弄してきた。オリジナル版では、それぞれの登場人物がそれぞれの“結末”を迎える。『ファイナルファンタジーVII リメイク』においても、フィーラーの干渉と対決によりオリジナル版にはない展開が生まれていた。運命の行方が見どころになっているということは、それぞれのキャラの結末にも変化があるのだろうか。かなり示唆のあるコメントであった。

『ファイナルファンタジーVII リバース』は、PS5向けに今冬発売予定だ。