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『サカつく2026』イングランドリーグはプレイ200時間でも心が折れそうになる“地獄”級の強さ。3か月間ガチプレイ連載で、初めての絶望
『サカつく2026』ガチプレイ日記第8回にして、最大の絶望を味わったイングランドリーグ編。

『プロサッカークラブをつくろう!2026』(以下、『サカつく2026』)は世界中のクラブの監督になることのできるサッカーシミュレーションゲームだ。本作でプレイヤーは全権監督として経営に携わり、選手を育成してクラブを強化していく。本稿はそんな『サカつく2026』の「サカつくモード」を中心に、3か月間みっちりとプレイする連載企画の第8回となる。プレイ日記のルールや目標については第0回をご覧いただきたい(記事リンク)。
前回の連載第7回ではイタリアリーグに挑戦し、高いボール保持率で攻め立てるポゼッションサッカーでリーグを優勝することができた。スペインやイタリアといったヨーロッパ列強のリーグを制し、今回はサッカーの母国であるイングランドリーグに挑戦する。世界中から選手が集うイングランドリーグは、いまもっともレベルの高いリーグといえるだろう。

「世界屈指」級の選手たちでフォーメーションコンボ発動
イングランドリーグ制覇に挑戦するクラブとして、今回はマンチェスター・シティFC(以下、シティ)を率いることに決めた。『サカつく2026』ではそれぞれの選手に「ポゼッション」や「カウンター」といったポリシーが存在し、シティでは「ムービング」を得意とする選手が集まっていた。ムービングはボールに連動して選手が動き回るのが特徴的で、ポジションチェンジやフリーランニングを繰り返して相手に予測できない攻撃を展開していくスタイルだ。
ムービングには第4回のオランダリーグ編で取り組んではみた(記事リンク)ものの、その戦術を極めたとは到底いえなかった。ポジションチェンジを繰り返すムービングスタイルは選手間の高い連携があって活きてくるものであるため、就任したばかりのクラブではその効果をすぐに発揮できないと考えていたからだ。実際オランダリーグでは優勝することができたが、かなりの苦戦を強いられた。イングランド以外のヨーロッパの主要リーグを制覇したいまだからこそ、腰を据えてシティでムービングを追求していく。
『サカつく2026』では、選手の寸評でそのポテンシャルを知ることができる。「世界屈指の素質」という高評価の選手として、イングランド出身でRM(Right Midfielder)のベックやウェールズ出身でLM(Left Midfielder)のヒックスなどがシティに所属していた。この2人の架空選手は若いため、クラブの継続的な戦力になってくれるだろう。


強いクラブを目指すためには、特定の条件を満たして「フォーメーションコンボ」を発動させることが重要となる。フォーメーションコンボは3つのランクが存在し、最上級の「金」のフォーメーションコンボを発動すれば得られるバフはかなりのものだ。そのバフはクラブの強さを示すスタメン総合力にも影響する。ムービングの金のフォーメーションコンボとして、私が注目したのが「アルビセレステ’01」だ。プレイ時点におけるムービングの金のフォーメーションコンボとしては、RMやLMが採用できるのはアルビセレステ’01だけだった。シティに所属しているベックとヒックスをクラブの中心としようと考えた結果、アルビセレステ’01を採用することに自然と決まった形だ。
アルビセレステ’01を発動するには、3つのポジションにおいて、特定のプレイスタイルを所持する選手を同時に起用しなければならない。「組立CB II」のプレイスタイルを有するヨシュコ・グバルディオルと「サイドアタッカー III」のプレイスタイルを有するヒックスは所属していたものの、「ストライカー II以上」の選手はいなかった。どうしてもアルビセレステ’01のフォーメーションコンボを発動したかったため、『サカつく2026』の事前登録キャンペーンの達成報酬として配布されたハーランドをクラブに加入させた。ムービングのポリシーをもつ選手でスタメンを固めたかったので、ガチャで当たった南野拓実やフィル・フォーデンも使って戦っていく。


アルビセレステ’01の発動効果はジャンプ、コンタクト、走力、敏捷性が80%も向上するという圧倒的なものだ。フィジカルとスピードが重要視されてきたイングランドのサッカー観に適したもので、この効果によって屈強な相手を上回ることができるかもしれない。フォーメーションコンボを発動する前のスタメン総合力は10万ちょうどといったところだったが、アルビセレステ’01を発動させると一気に11万5000を超えるまで跳ね上がった。ハーランドやフォーデンなどは加入して間もないため、きちんと育成すればスタメン総合力12万も狙えるだろう。各国のリーグで優勝した経験をもつ私は、スタメン総合力が12万を超えれば優勝できるはずだと目論んだ。
しかし、それは間違いだった。振り返ってみれば取らぬ狸の皮算用ともいうべき愚かな目論見であり、イングランドリーグの過酷さをわかっていない未熟な監督だといわれても仕方ないだろう。私はかつてスペインリーグを「魔境」と表現したが(記事リンク)、イングランドリーグの熾烈さはそれどころではない。もはや魔境どころではなく、まるで「地獄」で悪魔と戦っているかのようなレベルの高さを痛感することになる。


「魔境」どころかもはや「地獄」のハイレベルなリーグ戦
とはいえ当初は順調に見える滑り出しだった。私がクラブに就任してからも、スタメン総合力は順調に伸びていった。エースストライカーのハーランドはもちろん、ポテンシャルを見込んで起用している南野やフォーデンが確実に成長しているのが大きい。ヒックスは本職のLMと同様にLW(Left Wing)の高い適性もあるため、そちらで中心的に起用した。ヒックスは53試合で30得点15アシストを記録し、得点に直結する働きを見せてくれたといえるだろう。同じく中心選手として起用したベックは53試合で32アシストを記録した。
ただベテランを若い選手に入れ替えながら戦っていたため、スタメン総合力は11万7000を超えた程度だった。たとえ思ったほどクラブが成長できていなくても、リーグ戦の38試合で勝ち点90を稼げば優勝してもおかしくはないだろう。しかし、残酷なことに私はシティを就任1年目で優勝させることができなかった。このシーズンにおける優勝クラブは勝ち点93であり、1試合の差で栄冠を逃したのだ。また、勝ち点90で優勝を逃しただけでなく、同じく勝ち点90を記録したクラブに得失点差で劣るリーグ3位の成績となってしまった。

リーグで優勝できなかったのは初めてのことだったが、苦戦していたのは事実だ。タイトル争いのライバルとなった上位陣が崩れないなかで、こちらは下位のクラブにも勝ちきれない試合がいくつかあった。イングランドリーグのレベルは異常なほど高く、たとえ優勝争いに加わらないクラブであっても世界クラスの選手が次から次へと登場してくる。たとえば、バーミンガムFCにいたロマウドは、「世界で屈指」より格上の「その名を知らぬものはいない」と寸評で称されるフォワードだ。
優勝を目指して上位2クラブを追走したいのに、ロマウドといった強敵たちの属するクラブに行く手を阻まれる。こうなってくると、対戦相手の順位はあてにならない。まるで地獄で悪魔と戦い続けているかのように、1試合たりとも油断することができなかった。下位クラブでさえこのありさまなので、上位クラブとの直接対決で負けると心が折れそうになるほどだ。

いくら叩きのめされても、監督としてはクラブの期待に応えるように努力しつづけなければならない。プレイ日記初の2年連続でリーグ制覇に挑戦することになったが、クラブが信頼してくれる限りは私から降りることは決してないだろう。無冠に終わったのでもはや「常勝」を名乗ることができないが、未来の栄光をつかみ取ればいい。
そうして私自身を鼓舞して突き進んだ2年目でクラブは確実に成長し、スタメン総合力も12万を突破した。1年目の路線を成熟させる形でスタメンを固定化し、選手たちの連携を示す線も太くなっていく。今度こそ優勝できるはずと信じた2年目だったが、またしても優勝を逃してしまった。38試合30勝5分3敗の勝ち点95を記録するも、首位と勝ち点差4の2位。首位のノースロンドンFCは開幕から14連勝を記録するなど、勝ちまくっていた。直接対決でこちらが勝ったとしても、そこは群雄割拠のイングランドリーグだ。下位相手に勝点を取りこぼそうものなら、首位との差がまた開いていく。勝ち点95で優勝できなかったのは、本当に堪えた。


絶望に見舞われた3年目の最後に宿敵への挑戦権
2年連続でリーグ制覇を逃してしまったとはいえ、まだ改善する見込みはある。2年目の開幕時点では成長途上にあった選手たちでスタメンを構成していたので、スタートダッシュに失敗してしまった感覚があった。丸2年かけて育て上げたスタメンで3年目を戦えば、次こそはリーグ王者になることができるはずだ。そうした私の考えは、甘かった。
シティが強くなっていくように、イングランドのほかのクラブもまた強くなっていく。それぞれのクラブに所属している選手はベテランになってきて能力が低下するものもいれば、成長期を迎えて著しく能力が向上するものもいる。育成したシティなら勝てるだろうと盲信していた私は、3年目にしてあらためてイングランドのレベルの高さを思い知った。一時は6位まで順位が落ち込み、立て直しても3位に入るのがやっとだった。シティより上の首位と2位のクラブは勝ち点100を超えた。首位のSCリバプールは38試合35勝3分無敗の勝ち点108。あまりに強すぎるというのが正直なところで、無敗ということからわかるようにシティは直接対決でもSCリバプールに勝てなかった。

3年かけてリーグ優勝を成し遂げられなかったのは痛恨の極みだが、国内カップ戦では優勝するチャンスがめぐってきた。決勝の相手は、過去2シーズンにわたって煮え湯を飲まされてきたノースロンドンFC。3年目こそノースロンドンFCも優勝を逃してしまったが、シティよりリーグ戦で優れた成績を残している。
リーグ戦では順位争いで負けてはしまったが、一発勝負のカップ戦は別ものだ。リーグ戦の優勝戦線から脱退してしまったことを活かして、カップ戦の決勝向けにコンディションを調整していく。もちろん本来はリーグ戦で優勝争いをしたいので、この決断には痛みが伴う。しかし、そうした痛みに耐えてでもタイトルを渇望する選手やファンに応えたかった。結果として我がクラブはノースロンドンFCに一矢報いて、カップ戦を優勝することができた。宿敵を倒して初のタイトルを獲得することができたのは、3年間で成長を見せてくれた選手たちのおかげだ。


シティの戦いはまだまだこれから
国内カップ戦で優勝したとはいえ、それだけでイングランド最強を名乗るつもりはない。シーズンを通してもっとも優れた成績を収めたクラブこそが、そのリーグの最強を名乗るのにふさわしい。
たとえそうであったとしても、勝者だからこそより強くなれることも事実だ。サッカーの世界でも「勝者のメンタリティ」という言葉が広がっているように、優勝してからさらに強くなるクラブもいる。『サカつく2026』では、個人タイトルを獲得することで「功績」として一部の能力が向上する。すなわち、シティはこれからさらに強くなる可能性を秘めているのだ。カップ戦の勝者がリーグ戦の勝者となることができるように、次回の第9回ではシティのさらなる栄光を求めていきたい。
本稿の連載第8回で起用した選手の個人成績をまとめたGoogleスプレッドシートや得点シーンをまとめた動画も共有するので、よければそちらもチェックしてほしい。
『プロサッカークラブをつくろう!2026』は、基本プレイ無料タイトルとしてPC(Steam/Google Play Games on PC)/PS5/PS4/iOS/Android向けに配信中。
またここまでのプレイ日記は以下のとおりだ:
第0回:『サカつく』とは何か?筆者はどういう風に遊ぶの?
(記事リンク)
第1回:『サカつく2026』を軽く始めてみたら、いきなり情緒が壊れる濃厚ドラマ。エース「ヴァーディ」離脱に胃を痛め、“不死鳥”としての帰還に感極まる
(記事リンク)
第2回:『サカつく2026』を強火シリーズファンが遊び、「スタメン固定されがち問題」の解決に悶える。もはや監督として“リアル成長”した
(記事リンク)
第3回:約2年続いた無敗記録が、惨敗で途切れた日。荒んだ心が“アイドル”アンタンシェンに癒された
(記事リンク)
第4回:“プレイ100時間超え”でも学ぶことがいっぱい。ポリシーやフォーメーションコンボなど、攻略法をいろいろ研究した
(記事リンク)
第5回:『サカつく2026』をやり過ぎて「自分に何が足りないか」わからなくなり落ち込むスランプ監督日記。それでも“選手の絡み”が尊くて、救い
(記事リンク)
第6回:基本プレイ無料『サカつく2026』強豪ひしめく“魔境”スペインでもがき苦しむガチプレイ日記。久保建英に敗れて思い知る、「負けないサッカー」の向こう側
(記事リンク)
第7回:『サカつく2026』プレイ180時間目にして監督“クビ”寸前の危機。成功体験と数字に溺れた大失敗、からのクラブ再建ガチプレイ日記
(記事リンク)
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