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ウマ娘新育成シナリオ「らっしゃい!トレセン軒! ~恩返し、始めました~」先行プレイ感想。「任意トレーニング作成」や「スキルポイントがっぽり」で爽快感強い新シナリオ
『ウマ娘 プリティーダービー』の新育成シナリオ「らっしゃい!トレセン軒! ~恩返し、始めました~」の先行プレイレポートをお届けしたい。

Cygamesは『ウマ娘 プリティーダービー』の新育成シナリオ「らっしゃい!トレセン軒! ~恩返し、始めました~」を2026年6月29日(月)12時にリリースする。今回も新育成シナリオの先行体験会に参加する機会に恵まれたので、その先行プレイレポートをお届けしたい。
今回のシナリオを一言で表すなら、「好きなタイミングで強力なトレーニングを作り出せるシナリオ」であった。本シナリオではプレイヤー自身が強化タイミングを選択できるため非常に爽快感の高い育成が楽しめる。なお、体験会でプレイした新育成シナリオは開発中のものとなるため、リリース時とは異なる点があることをご了承いただきたい。
ラーメン研究で育成強化。「らっしゃい!トレセン軒! ~恩返し、始めました~」の基本システム
「らっしゃい!トレセン軒! ~恩返し、始めました~」(以降、トレセン軒編)の大まかなストーリーは「ファンに恩返しをするため、大規模なラーメンイベント『ラーメン・ジャンボリー(RMJ)』を開催する」というもの。そのために全国各地のラーメンを研究しながらトレーニングを強化していくことになる。……ラーメン?
キービジュアルにも登場しているたづなさんとライトハローの協力も得ることになるのだが、そのため今回は新しい友人サポートカードとして「駿川たづな」が実装されることとなる。また、シナリオリンクキャラクターの一人であるメイショウドトウのサポートカードも同時に実装される。こちらはスタミナのサポートカードだ。
駿川たづなやライトハローについては過去のイベントに登場しているキャラクターということもあり「実装済みのサポートカードの扱いはどうなるのか」が気になる人も多いのではないだろうか。食をテーマにしたシナリオということで「豊食祭編」を思い出す人も多いかもしれないが、「トレセン軒編」は距離やバ場適性を選ばずに育成可能な汎用性の高いシナリオとなっている。
育成シナリオは3年間で、今回はURAファイナルズも存在している。もちろん、個別の育成シナリオも存在している。筆者は今回もスティルインラブを育成ウマ娘として選択しているが、久々に目を赤くしながら育成に参加することになった。育成シナリオの展開上「ラーメンとか食べられるのだろうかこのトレーナー」と思ったが、ラーメンを食べて研究するのはウマ娘たちで、実際に振る舞われるのはファンの皆様ということなのでトレーナーが無理をしてラーメンを食べることはないようだった。


育成方針は地域選択で決まる。ご当地ラーメン研究とは
それでは「トレセン軒編」のタイムスケジュールについて説明しよう。3年間の育成期間中、ジュニア級は開始から3ターン目、クラシックとシニア級は1月前半に地域選択が発生。地域を3箇所選んでご当地のラーメンを研究することとなる。この選んだ地域によって強化対象となるトレーニングが変化する。
たとえばジュニア級で選べる札幌はスピードのトレーニング効果がUPし、クラシック期の中山は全属性の友情ボーナス効果がアップし、他にもさまざまな効果が付与される、といった具合だ。育成目標によってどの能力値を強化するかを考えて地域を選ぶことになるため、自由度の高さが印象的な育成だ。最初に選ぶと1年間は選び直せず、そのラーメンを研究することとなる。プレイ中の感想としては、距離適性に対してベストな組み合わせを見つけるまでは試行錯誤が必要そうなものの、そこまで複雑なものではないと感じた。


ラーメンのコツを使った試食会でトレーニング強化。新シナリオの育成ギミックを解説
「トレセン軒編」ではトレーニングを行うと「ラーメンのコツ」を獲得できる。このコツを消費して試食会を開催すると対応したトレーニングを強化できるのだが、開催できる試食会は最初の地域選択で選んだ3箇所のラーメンのみである。コツは麺・スープ・トッピングの3種が存在しており、これはトレーニングやレース出走でゲージを貯め、ゲージが最大になると獲得可能となる。一緒にトレーニングを行うメンバーが多いと追加ゲージ量が増え、友情トレーニングが発生すると3種すべてのゲージを追加で獲得できる。
3箇所のラーメンはそれぞれ固有のコツ数を消費することになる。イベントで手に入る「隠し味の秘訣」を使うことで不足したコツを補うことができる。なお、試食会はターンを消費せず、コツも10個以上は貯められないため出し惜しみせずに使ってどんどんトレーニングを強化していくのがよいと筆者には思えた。ファンの皆さんにお出しするラーメンを研究するという名目なので、回数を重ねる方が良いということにも見える。


盛況度を上げて報酬アップ! RMJことラーメン・ジャンボリーの仕組みとは
試食会を重ねることで盛況度が上がっていき、年末のRMJでどのような評価が得られるかが決まる。盛況度に応じて能力値が獲得できるのだが、試遊の段階では基本的に試食会を繰り返していれば最高の評価に到達できたように思う。先に書いたように筆者が試食会をどんどん開催するスタイルで育成していたからかもしれない。

なお、シニア級の育成終了後は「超RMJ極」という最終イベントが発生。ここでお客さんに出すラーメンを3種から選ぶのだが、この3種は「5種の能力値のうちどれか4種がパワーアップする」というものであり、それぞれ違うスキルを得ることができるので悩ましい。こちらも距離適性に対してベストな組み合わせを選ぶことになるだろう。
ライトハローや旧たづなは使える? 友人サポカ事情
今回実装される友人サポートカードSSR[一杯のノスタルジア]駿川たづなを編成していると、トレーニングで得られるゲージが+10、地域選択後にもらえるコツが+2、お出かけでもらえる「隠し味の秘訣」が2個となるのだが、何より便利なのは夏合宿中トレーニングをするたびに習得ゲージがMAXになる効果である。すなわち夏合宿中はトレーニングをするたびにコツがもらえるようになるのだ。
これまでに実装されたたづなさんやライトハローも友人サポカとして利用可能だが、得られるゲージが+5、もらえるコツが+1、もらえる「隠し味の秘訣」が1個、夏合宿中のトレーニングはゲージの伸びが2倍と流石に差がつけられている。なお、この効果は重複しないため新たづなさんとライトハローを編成してゲージの伸びを+15する、という事はできないとのこと。個人的にはやはり新しいたづなさんのサポートカードを編成して育成するのが望ましいと思われる。
なお「トレセン軒編」シナリオにおいて実装される友人サポートカードは先に紹介した「SSR[一杯のノスタルジア]駿川たづな」のみとなっており、トレセン軒編シナリオの『シナリオリンク効果』を持つ他の友人サポートカードや、グループサポートカードは登場しない。
実際に育成してわかった「トレセン軒編」の楽しさと強み
実際にプレイしてもっとも印象的だったのは、友情トレーニングの効果を任意で上昇できること。試食会は好きなタイミングで発動できるため、「今の友情トレーニングをさらに強化したい」という場面で狙って使える。これが非常に気持ちいい。加えて能力値はかなり伸びる印象。とくに育成のコツをつかんでいない状態でもかなり高めの評価が出せたのは印象的だった。

体験会では手動での育成を1回、おまかせ育成2回を実施したが、その時の印象としては、スピード2枚編成では根性がやや不足したものの、それ以外の能力値は従来シナリオ以上の伸びを感じた。一方、おまかせ育成で全サポカを1枚ずつ均等に編成した育成は全体的に能力値の伸びが不足していた印象がある。なお、手動とおまかせで育成したサポートカードの編成はスピード2、スタミナ1、パワー1、賢さ1、友人1だが、この状態だと根性の能力値が低くなっていた。サポートカードを編成していない能力値がどうしても下がってしまうので、そこをどうカバーするかが育成の立ち回りとしては重要になるだろう。今後はどの能力を重点的に伸ばすかを考えながら地域選択を最適化していくことになりそうである。
スキルポイント大量獲得で育成効率も大幅アップ
個人的に嬉しかったのは入手できるスキルポイントの量が、「Dreams編」より明確に増えていたように思えることだ。慣れていない手動の育成はともかく、おまかせ育成で得たスキルポイントの量にはちょっと驚かされるレベルだった。
最近の育成では「どれだけ稼いでもスキルポイントが足りない」という感じになりがちだったが、「トレセン軒編」ではその辺りかなり軽減されているように思う。「Dreams編」と比較した点では、各種のゲージ管理に対する気遣いが軽減されているようにも思う。ほぼいつ実施しても良い試食会で気軽にトレーニングを強化していけるのは心地よく感じた。
おまかせ育成で対決、おなじみメディアレースの行方
今回も恒例のおまかせ育成したウマ娘によるメディア対抗レースが開催された。舞台は日本ダービーであり、ダービーに特化したウマ娘を育成するという手もあったが、筆者はあえてスティルインラブを選択。その結果、掲示板には入れたものの優勝したのは4Gamerのアドマイヤグルーヴであった。スティルのトレーナーとしてはなんとも感慨深い結果である。スティルトレーナーとしてはもう1つの可能性として描かれたスティルインラブがみられるアドマイヤグルーヴの育成シナリオを思い出す展開で印象的だった。

「Dreams編」では個別シナリオがみられないため、久々に温泉を掘ることになっていた。「トレセン軒編」は個別育成シナリオも復活しているため、安心して個別シナリオを読むことができる。いままで新しいウマ娘の育成をためらっていた方々もぜひウマ娘の物語を体験していただきたい。
好きなタイミングでトレーニングを強化できる爽快育成。『トレセン軒編』総評
「らっしゃい!トレセン軒! ~恩返し、始めました~」は、試食会によって好きなタイミングでトレーニングを強化できる自由度の高さと、スキルポイントの伸びやすさが魅力の育成シナリオだった。育成中に細かなゲージ管理へ追われる場面も比較的少なく、強力な友情トレーニングをさらに強化していく爽快感はこれまでのシナリオにはない手触りと言えるだろう。
一方で、どの地域を選ぶかによって強化できる能力値が変化するため、距離適性や育成方針に合わせた研究は今後進んでいきそうだ。シナリオの理解が深まれば、さらに高い評価点や競技場向けの育成にもつながる余地を感じた。また、「Dreams編」では体験できなかった個別育成シナリオが復活している点も見逃せない。能力育成だけでなく、ウマ娘たちの物語を楽しみたいプレイヤーにとっても嬉しい要素となるはずだ。現時点では、初心者から上級者まで幅広く楽しめる汎用性の高いシナリオという印象を受ける。トレーナーがどのような育成法を見つけ出していくのか、今から楽しみである。
『ウマ娘 プリティーダービー』は、PC(Steam/DMM GAMES)/iOS/Android向けに配信中だ。
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