『龍が如く 極』Nintendo Switch版発表、10月25日発売へ。『龍が如く』のシリーズ原点の物語がSwitchに

セガは8月27日、『龍が如く 極』Nintendo Switch版を発表した。10月25日に、税込2980円で発売予定。

セガは8月27日、『龍が如く 極』Nintendo Switch版を発表した。10月25日に、税込2980円で発売予定。なお本情報は、「Nintendo Direct ソフトメーカーラインナップ+Indie World 2024.8.27」内にて明かされたものだ。

『龍が如く 極』は、シリーズの原点である『龍が如く』のフルリメイク作品である。オリジナルの『龍が如く』は、2005年にPS2向けとして発売された、アクションアドベンチャーゲームだ。


同作の主人公・桐生一馬は、10年間の服役を経て出所してきた、元・東城会直系堂島組舎弟頭補佐の男である。1995年、桐生一馬は中学卒業時に入った堂島組で幹部となり、桐生組の立ち上げを目前にしていた。しかしそんな中、ある事件が発生。桐生は義兄弟の錦山彰と幼馴染の由美を守るため、組長を殺害した「親殺し」の汚名を背負って刑務所へ入る。

それから10年後、桐生一馬が神室町へ戻ってくると、錦山はすっかり変わっており、由美は行方不明となっていた。消えた100億円と謎の少女を巡る、熱いストーリーが繰り広げられる。バトルでは拳や蹴り、その場にあるものなどを使ったアクションが展開。歓楽街の雰囲気を表現した神室町や、ミニゲームなども特徴だろう。


またリメイク版である『龍が如く 極』は、シリーズ10周年記念作品として2016年にPS3/PS4向けとして発売された。PS2向けの作品だったオリジナルから、グラフィックをPS4での開発環境をベースに強化。バトルは2015年発売の『龍が如く0 誓いの場所』のシステムをベースに、4つのスタイルを切り替えながら戦う内容へと進化している。

また新規要素として「空白の十年」の物語を中心とした新エピソードや、人気キャラクターである真島吾朗がどこでも襲ってくる「どこでも真島」の追加、夜のエンターテインメントスポットの増加なども実施。シリーズキャストによる音声再収録も含めて、シリーズ原点であるオリジナルをリフレッシュしつつ、パワーアップさせた内容となっていた。なお2019年に発売されたSteam版では、記事執筆時点でユーザーレビュー1万4516件中93%の好評を経て「非常に好評」を獲得している。


「Nintendo Direct ソフトメーカーラインナップ+Indie World 2024.8.27」では、そんな本作のNintendo Switch版が発売された。『龍が如く』シリーズの原点の物語が、Nintendo Switchでプレイ可能となるわけだ。

『龍が如く 極』Nintendo Switch版は、10月25日に税込2980円で発売予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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