銃撃グラップルメトロイドヴァニア『ラスティッド・モス』最後のアプデ配信開始。勢い余って大型アプデ化、新エリアと新ボスどどんと実装
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弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは2月28日、『ラスティッド・モス(Rusted Moss)』にてウィンターアップデートを配信した。新たにゲーム内へ2つの新エリアとボス戦が追加されている。なお今回が最後のアップデートになるそうだ。
『ラスティッド・モス』は、滅びゆく世界で替わり子の主人公がグラップリングや銃火器を使って魔女と戦う、探索型のアクションシューティングゲームである。本作の舞台では妖精たちの侵略を受けて、人類は滅びようとしていた。主人公のファーンは、人間の両親に育てられながらも、妖精たちのために行動する替わり子だ。本作で彼女は、謎めいた影のパックと共に、人類の時代を終わらせる旅へ出発。妖精から盗んだ魔法を扱う魔女や錆びついた機械などと戦いを繰り広げていく。滅びゆく世界での探索や物語が描かれる。
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ファーンは銃とグラップリングを活用して、黄昏時の世界を進む。本作でファーンは、伸縮性のあるグラップリングを所持している。銃の反動やジャンプなどを上手くグラップリングと組み合わせて使うと、複雑な地形も突破可能。伸び縮みするグラップリングを活かして、世界を探索していくのだ。またファーンの行く先には、ボスとして魔女たちが登場。反動や性質の異なる銃火器や、コスト内で付け替えられるトリンケットといった要素も登場する。ファーンや魔女たちを含めて、終末世界がドット絵で描かれている点も特徴だろう。
なお本作はfaxdoc氏、happysquared氏、sunnydaze氏によって制作されている。2023年4月に配信されたSteam版では、記事執筆時点で1054件中89%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。ダークな世界観や、慣れると爽快なグラップリングなどがプレイヤーから評価されてきた。また2024年6月には、コンソール版の発売にあわせて、新エリアの追加などもおこなわれていた。
ウィンターアップデートでは、本作に新エリア2種と新ボス2体が追加された。新エリアの詳細は不明であるものの、トレイラーでは小さな敵に追いかけられているシーンや、高速で動くコンテナの間を進んでいく様子などが登場。後半では、巨大な剣のようなものを携えたボスEliciaとの戦いなどが映されている。新コンテンツのプレイ時間は2時間から4時間程度。最後のアップデートとして、緊張感のある探索やボス戦などが待ち受けているのだろう。なおSteam内のお知らせによると、本アップデートはもともと予定されていたものではなく、照明システムをいじっていたらいつの間にかステージがいっぱいできていたのだそうだ。
また本アップデートでは、アップデート後のバトルにあわせたあるシーンのセリフ調整や、アメリ関連のバグ修正、ボスラッシュ関連のバグ修正も実施されている。
『ラスティッド・モス』は、PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに発売中だ。