“不条理選択”ゲーム『Forgive or Finalize』Steamで無料配信開始。話題作のSteam版、さっそく好評
72studio氏は4月13日、『Forgive or Finalize』をSteam向けに無料でリリース。本作は短編のサイコサスペンス・ビジュアルノベルとしてUniryRoomに今年1月リリース。この度Steamにも登場したかたちだが、さっそく好評を集めている。

個人ゲーム開発者の72studio氏は4月13日、『Forgive or Finalize』をSteam向けに無料でリリースした。本作はもともとUnityRoom向けにリリースされたフリーゲーム。Steam向けに登場したことで、改めて注目を集めているかたちだ。
『Forgive or Finalize』は短編のサイコサスペンス・ビジュアルノベルだ。プレイヤーは主人公のジェイミーとして、謎の青年フィンと「トラスト・ミー」と呼ばれるゲームに参加することになる。

「トラスト・ミー」のルールはシンプルだ。A~Fまでアルファベットが振られた毒入りカプセルを、参加する2人で順番に飲む。毒が致死量に達すると死んでしまうが、飲み合わせ次第では2人とも生き残れるという。パスも1人1回まで可能で、パスした場合は次のカプセルを代わりに飲むことになる。どちらかが死ぬか、すべてのカプセルを飲み切るとゲームクリアだ。
本作中では画面の向こうにいるフィンから投げられる問いなどに対し、自分の意志を示すことになる。ところがここは閉鎖空間となっており、実際にジェイミーに自由意志があるかどうかは確実ではない。フィンとのやり取りを繰り返していくうちに、次第に真相にも迫っていくのだ。

本作は今年2月17日にUnityRoom向けにリリース。配信後はさっそく評判となり、SNSなどで口コミが広まり話題となった。UnityRoom上でも、評価としてはすべての項目が5点満点中約4点~4.5点を獲得しており、好評を博している様子がうかがえる。そんな本作が、Steam向けに演出を強化。他言語にも対応し無料でリリースされたかたちだ。
Steamでの評価は現在48件中79%が好評を投じる「やや好評」ステータスとなっている。本作の特徴である「不条理な選択」やそれに迫るストーリー、演出といった点はUnityRoom版同様高く評価されている。一方で「トラスト・ミー」ゲームにおいては推理要素やパズル要素といった戦略を練る部分は存在せず、ゲームプレイとストアページの説明との差異にはいくつか指摘が寄せられていたかたちだ(現在は更新済み)。
本作を手がける72studio氏は個人ゲーム開発者だ。過去にはPC・スマートフォンのブラウザ上でプレイできる『Adventure of Keymen』『めいどのくりすます』をリリースしているほか、Steam上ではroom6のパブリッシングにてロボットと会話するSFノベルゲーム『BatteryNote』をリリースし、ストーリーや演出が高く評価された。『Forgive or Finalize』は同氏が愛好する“人外”キャラクターを取り扱った作品ではないものの、過去作同様にストーリー/演出が好評を博している格好だ。
なお72studio氏は現在新たに『DRINKRIME』というドット絵アドベンチャーゲームを開発中である。2026年中のリリースが予定されているようで、こちらの続報も注目したい。
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