『スーパードンキーコング 2』にてまさかの“新隠しコマンド”報告される。29年間隠され続けた様子の便利コマンド

『スーパードンキーコング 2』にて、これまで発見されていなかったとみられる隠しコマンドが報告され、注目を集めている。約29年にわたり、隠され続けていたようだ。

スーパードンキーコング 2』にて、これまで発見されていなかったとみられる隠しコマンドが報告され、注目を集めている。海外コミュニティにおける発見を、YouTubeTwitchにてスピードラン配信をおこなうとんこつ氏が報告している

本作は、横スクロールアクションゲーム『スーパードンキーコング』シリーズの第2作として、スーパーファミコン(以下、SFC)向けに1995年に発売された作品だ。後継機にも移植やバーチャルコンソールとして配信されており、Nintendo Switch向けにはNintendo Switch Online加入向けの「スーパーファミコン Nintendo Switch Online」内で提供されている。

本作には全8ワールドに40コース以上が収録。コースをクリアすれば次のコースが開放され、ワールド内のすべてのコースを攻略すると次のワールドに進めるという、一本道で進行する形式のゲームだ。


なお『スーパードンキーコング』シリーズにはさまざまな隠しコマンドが用意されており、『スーパードンキーコング2』も例外ではない。今回、そんな本作にてこれまで発見されていなかったとみられる隠しコマンドが報告され、注目を集めている。隠しコマンドが報告されたのは、『スーパードンキーコング(英題:Donkey Kong Country)』シリーズのDiscordにおけるスピードランコミュニティ「DKC Speedrun」だ。ユーザーのBlueImp氏は別のユーザーであるh4v0c21氏の発見として、コース内のポーズ画面で利用できる隠しコマンドを紹介している

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上入力+Bボタン
下入力+Xボタン

隠しコマンドの効果としては、プレイ中のコースを離脱し、ワールド画面に戻ることが可能。未クリアのコースであっても利用できる。本来であればコースはクリアするまで離脱できないところを、任意のタイミングで離脱できるわけだ。特にスピードランにおいてはミスのリカバーや、特定のコースの一部を何度も繰り返して練習する際などの需要もあるからか、隠しコマンドの報告には喜びの声が多く寄せられている。


発売から約29年を経た本作にて新たに報告された隠しコマンド。本作のスピードランはSFC実機版/バーチャルコンソール版ともに根強い人気を誇っており、今後はランや練習において今回報告された隠しコマンドも活用されていくかもしれない。また、コース離脱については近年の横スクロールアクションゲームでは幅広く取り入れられている機能であり、「隠しコマンドを通しての利用」という実装には隔世の感もある。

『スーパードンキーコング 2』はNintendo Switch向けにはNintendo Switch Online 加入者向けに提供中だ。ちなみに偶然にも本日より、本作の楽曲がNintendo Switch Online加入者向けのスマートフォン向け音楽配信サービス「Nintendo Music」にて配信開始されている(関連記事)。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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