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「麻薬密売」アイス屋シム『Mr Trippy』発表。ブツ入りアイスを売りさばき“資金洗浄”までやる、バレればムショ入り
Silver Lining Interactiveは8月4日、Silver Bulletが手がける『Mr Trippy』を発表した。

パブリッシャーのSilver Lining Interactiveは8月4日、Silver Bulletが手がける『Mr Trippy』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2027年配信予定。
『Mr Trippy』は、アイスクリームの移動販売を隠れみのに、違法薬物の密売組織を運営するダークコメディ調の経営シミュレーションゲームだ。プレイヤーは一見すると健全なアイスクリーム販売員として客をもてなしながら、その裏で特定の顧客に“別の商品”を売りさばいていく。商品を販売して得た利益で、オンボロ車を「車輪付きの麻薬帝国」へと成長させるのだ。

本作では、アイスクリームやトッピングを注文どおりに提供し、表向きは健全な商売を維持していく。一方で、密売を求める顧客には、通常の商品に偽装した違法な品を提供。公開されたトレイラーでは、引き出しに保管された“別の商品”を、アイスなどへ仕込む様子が収録されている。また、車内には「薬入りのバニラアイス」や、「大麻入りの巻きたばこを添えたチョコレートアイス」など、隠語を使った注文内容を示す付箋も確認できる。

ただし、街では地元警察や潜入捜査官が監視しているという。プレイヤーは客の注文を確認し、捜査側の行動パターンを見極めながら、警戒度を示す「Heat Meter」を低く保たなければならない。販売相手や周囲の状況を見誤れば、刑務所の窓越しに商売を続けることになるとのこと。

さらに、稼いだ現金をそのまま事業へ投入することはできず、税務当局の目を避けるための資金洗浄も必要になるという。プレイヤーは街にある店舗を利用して収益を洗浄し、合法的な資金に見せかけて再投資する。トレイラーでは、「Legit Laundry(合法ランドリー)」と掲げられたコインランドリーの前へ大量の紙幣を運び込む場面も収録されている。

資金洗浄を済ませたクリーンな資金は、車両の改造や事業拡大に使用可能だ。古びたアイスクリームバンには、車体の色やホイール、屋根上の装飾などを変更するカスタマイズ要素が用意されているという。また、新たな地区へ進出すると、異なる好みをもつ顧客や新しいレシピも登場。プレイヤーはアイスクリームバンを運転して販売場所を巡り、移動式の密売拠点を拡大していくわけだ。

本作の開発を手がけるSilver Bulletは、イギリスのパブリッシャーSilver Lining Interactiveが新設した社内IP開発レーベルだ。当初は有望なインディー開発者を支援する育成プログラムとして始動したものの、社内で試作を重ねるうちに、独自作品を開発するレーベルへ発展したという。『Mr Trippy』は同レーベルの第1弾となり、ほかにも複数のオリジナルプロジェクトが進行中とされている。また、本作の企画は、同パブリッシャーのオフィス前にアイスクリームバンが停まった際、CEOのLuke Keighran氏が「アイスクリームバンのシミュレーターで、ドラッグも扱うのはどうか」と提案したことから生まれたという。健全な移動販売と違法な密売を同時に切り盛りする二重生活が、どのような経営体験として描かれるのか注目される。
『Mr Trippy』はPC(Steam)向けに2027年配信予定。
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