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『ウィッチャー3』リマスターでは、オリジナル版の「人気グラフィック改善Mod制作者」が開発協力していた。全力を尽くして美麗グラフィックを実現
9月29日に発売を予定している『ウィッチャー3 ワイルドハント リマスター』に、グラフィック改善Mod制作者であるHalkHogan氏が制作に関わっていたことを明かした。

CD PROJEKT RED (以下、CDPR)は8月26日、『The Witcher 3 Remastered(ウィッチャー3 ワイルドハント リマスター)』(以下、ウィッチャー3 リマスター)を発表した。そんな本作について8月27日、『ウィッチャー3 ワイルドハント』(以下、ウィッチャー3)向けのグラフィック改善Mod制作者であるHalkHogan氏が、制作に関わっていたことを明かした。
『ウィッチャー3』は、怪物退治を生業とするウィッチャー、リヴィアのゲラルトを主人公としたオープンワールドRPGだ。スラヴ神話をもとにした架空のファンタジー世界を舞台に、各地で依頼を受けながら探索と戦闘を重ねていく。クエストの達成によって能力や装備を強化でき、物語は選択によって展開や結末が変化する。

『ウィッチャー3 リマスター』は『ウィッチャー3』のアップグレード版だ。ビジュアルや戦闘システムの強化にくわえ、キャラクターや敵の挙動の改善、スキルツリーの刷新、さらには新フィニッシャーの追加やフォトモードの拡張など、多岐にわたる調整がおこなわれるという。さらに、発売済みのDLC「無情なる心」「血塗られた美酒」も同梱されるようだ。
そんなリマスター版のグラフィック刷新には、長年『ウィッチャー3』を磨き上げてきたMod制作者も関わっていたようだ。『ウィッチャー3』のグラフィックを大規模に改善するMod「The Witcher 3 HD Reworked Project」(以下、HDRP)の制作者、HalkHogan氏は、8月27日に同MODの次世代機向けバージョン「HDRP NextGen Edition」の掲示板にて、CDPRと協力し、『ウィッチャー3 リマスター』の制作に取り組んでいることを明かした。
投稿内ではほぼすべてのキャラクター、モンスター、動物、植物、装備、そして環境の大部分を作り直し、最高の品質のために多大な努力を捧げたと報告。そしてもう「HDRP」は必要なくなったと述べている。

「HDRP」と『ウィッチャー3』の関係について説明すると、「HDRP」は『ウィッチャー3』のモデルやテクスチャを高品質なものに書き換えるModであり、2015年5月に『ウィッチャー3』が発売された後、わずか半年後の2015年11月に公開された。その後も継続してアップデートがされ、2022年12月に『ウィッチャー3』へ配信された次世代機向けアップデートに統合された経緯がある。
当時のCDPRの発表では、次世代版における実装内容として、「コミュニティが作成したModの完全統合」が含まれている。そして、Steamニュースなどで公開された変更リストには統合されたコミュニティ制Modの一覧にHalkHogan氏の「HDRP」も含まれていることが確認できる。

その後も同氏はMod制作を続け、2024年には次世代機アップデート後のグラフィックをさらに高品質にする「HDRP NextGen Edition」を2024年に公開。つまりHalkHogan氏のModは一度公式に取り込まれたあとも開発が続けられていた。そしてその成果が今回のリマスター版で再び本編へと還元されるわけだ。CDPRとModコミュニティの良好な関係性がうかがえる事例となっている。
リマスター版の登場によって、いったん役目を終えたといえる「HDRP」。一方でHalkHogan氏はMod配信サイトにて『ウィッチャー3』だけでなく、『The Elder Scrolls V: Skyrim』をはじめ多くのゲーム向けに、計77個ものModを公開している熟練のMod制作者でもある。今後の同氏の興味はどこに向くのかにも、引き続き注目していきたい。
『ウィッチャー3 ワイルドハント』はPC/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに発売中。『ウィッチャー3 ワイルドハント リマスター』はPC/PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch 2向けに、9月29日に配信予定だ。PC/PS5/Xbox Series X|Sでオリジナル版を保有しているユーザーは、無料アップデートを受けられる。
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