“ターミナル上で動く”オープンワールドRPG『Swaggerfall』お披露目。「ASCII文字」製3Dファンタジー世界、打鍵が紡ぐロマンな冒険

ゲーム開発者のholonaut氏は8月24日、オープンワールドRPG『Swaggerfall』を発表した。

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ゲーム開発者のholonaut氏は8月24日、オープンワールドRPG『Swaggerfall』を発表した。対応プラットフォームはPCで、itch.ioにてデモ版の公開が予定されている。

『Swaggerfall』は、ターミナル上で動作する一人称視点のオープンワールドRPGである。グラフィックは3Dだが、ASCII文字を使ってレンダリングされており、プレイヤーは文字や記号で表現される世界を自由に動き回ることができる。本稿執筆時点でこれといったストーリー要素は見られないが、世界観としてはドラゴンなどが登場するファンタジーで、NPCが自動生成される噂話をしたり、プレイヤーの行動に反応したりといった交流要素があることがうかがえる。プレイヤーはそんな世界でNPCの困りごとを解決するなどして影響力を増していくことができるようだ。

本作のワールドマップは自動生成され、世界は無限に広がるという。ジャンプやダッシュといった移動、採掘、料理、食事など、あらゆる行動で経験値を獲得してキャラクターが成長するシステムになっている。マップ上の敵と接触すると戦闘が始まり、ターン制のコマンドバトルが展開される。各種コマンドを選択後、左から右に動いていく印がゲージの色のついた部分に合っているときにキー入力をするQTE要素も採用されている。

NPCとの会話内容も自動生成されるシステムになっており、近い距離から噂話を聞いたり、会話することが可能。ただし、現時点では噂話には会話の中から一部を抜粋したような意味のよくわからない発言も見られる。会話については酒場の場所を尋ねると答えてもらえるといった、ある程度の交流が可能な状態のようだ。

本作のゲームエンジンはAIの助けを借りながら自作したとのことで、開発言語にはRustが採用されている。海外掲示板Redditで本作を紹介している投稿によれば、世界が自動生成されるオープンワールドRPGを自分でも作ってみようと思い立ち、おもしろ半分でターミナル上で動かしてみることにしたとのことである。通常はプログラムの実行やPCの操作などに用いられるターミナル上で、ゲームをそのまま遊べたらおもしろそうという、開発者ならではの発想から本作が作られているというわけだ。

グラフィックは背後で3Dの処理をおこなった後にASCII文字を使ってレンダリングされており、世界のすべてが文字と記号で表現されている。ターミナルの表示では文字の背景色を変えることができるため、1文字ごとに背景色を変えることで比較的なめらかなグラフィックが実現されている。ただし、現時点では処理も描画もCPUを用いているため、パフォーマンス的な課題もあるようだ。

本作は開発すること自体が楽しみとなっている側面もあり、今後どのように開発を進めるのか、Steamでリリースするかどうかなど、未定となっている部分も多いようだ。間もなく実際に動かせるデモ版がitch.ioで公開される見込みであるため、興味のある方はチェックしてみると良いだろう。

『Swaggerfall』はPC(itch.io)向けに開発中だ。

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Naoto Morooka
Naoto Morooka

1000時間まではチュートリアルと言われるようなゲームが大好物。言語学や神話も好きで、ゲームに独自の言語や神話が出てくると小躍りします。

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