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『League of Legends』のアプデで突如“他人のリプレイ確認不可”となりプレイヤーたちの不満相次ぐ。上手い人を参考にしたいだけなのに
『League of Legends』に向けたパッチ26.20にて、突如他人のリプレイを確認することができなくなった。この変更について、プレイヤーからの不満が相次いでいる。

Riot Gamesは10月7日、『League of Legends』(以下、LoL)に向けてパッチ26.20を配信した。本パッチでは本作の世界大会Worlds前最後の調整ということでプロシーン向けの調整もおこなわれているが、一方で本作の「リプレイ」に関する調整が波紋を広げている。
『LoL』は基本プレイ無料のMOBA(マルチプレイヤー・オンラインバトルアリーナ)だ。プレイヤーは、170体以上存在するチャンピオンと呼ばれるキャラクターを選択。5対5のチームに分かれ、相手の本拠地に存在する建造物「ネクサス」の破壊を目指す。チャンピオンはそれぞれ強みが大きく異なり、5人のチーム内でも各個人が異なったロール(役割)を担当する。
今回本作に向けて配信されたパッチでは、チャンピオンの弱体化/強化ならびに、アイテムの性能調整が実施されている。そのほかリプレイに関する調整もおこなわれており、これがユーザーからの非難を呼んでいる。
『LoL』ではゲームのリプレイが再生可能だ。再生するにあたってはゲームのデータを個別にダウンロードする。パッチによってゲームに変更が入ると旧パッチ時点のリプレイは新規にダウンロードおよび再生は不可能となるが、最新パッチのものであれば、自分だけでなく、他人のリプレイまでダウンロード、再生が可能となっていた。

今回のパッチ26.20では、自分がプレイした試合のリプレイにしかアクセスできないようになった。このことで、他人のリプレイにはアクセス不可になり、かつサードパーティーのアプリやサイトもリプレイのダウンロードにアクセスができなくなっている。
Riot Gamesは今回の措置について、セキュリティー上の脆弱性に対処するためだと説明している。またサードパーティーによるゲームメモリの悪用が増えているといい、そうした脅威への根本対処として、データ取得を公式APIのみに限定する対応をおこなっている。リプレイ再生の変更については、こうした対策に足並みを揃える狙いがあるようだ。

この突然の対応について、多くの非難が寄せられている。というのも、プレイヤーの中には、プロプレイヤーやランク上位のプレイヤーの動きを参考にするためにリプレイを視聴していた層が存在。特に通常2週間に1度変更が加えられる『LoL』においては、プロのスキルの使い方や操作精度、戦略の学習だけでなく、環境メタの動向を把握、研究するといった側面からも他人のリプレイを視聴する文化が存在していた。
つまりあるプロの動きをリプレイから参考にしようとした場合、そのプロプレイヤー本人がリプレイを録画し公開する以外に閲覧する手段がない、というわけだ。そうした影響を重く見た多くのプレイヤーから、SNSを中心に懸念や不満が寄せられているかたちだ。また『LoL』のリプレイについて、YouTubeでプロプレイヤーのリプレイを解説するようなコンテンツなども数多く展開されており、本作を巡ったコンテンツクリエイターへの影響も懸念されているかたちだ。
ちなみに、プロシーン経験者からも懸念の声が上がっている。元プロプレイヤーのストリーマーJankosことMarcin Jankowski氏は、プロチームではただ上位プレイヤーを見て学習するだけでなく、アナリストがリプレイを利用してチームのプレイ改善に役立てることもあると述べ、代替手段がなければ削除するべきではないと主張している。
本稿執筆時点では、この他人のリプレイを視聴するシステムについて、Riot Gamesより代替となる機能などは紹介されていない。そのため他人のリプレイを確認できる機能が復活するか、またリプレイに関する新たな機能が追加されるかといった情報は発表されておらず、対応方針も不明。今後Riot Gamesがユーザーたちの声に応え、リプレイ機能に調整が施されるかについて、動向が注目されるところだ。
『League of Legends』はPC向けに基本プレイ無料で配信中だ。
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