“酒の勢い”と“先送り”でなんとかするローグライク『泥酔ローグとおしまいの吸血鬼』、好評率98%の着実好調スタート。酔い過ぎると幻覚も見る

わくわくゲームズは8月21日、26億年スタジオが手がける『泥酔ローグとおしまいの吸血鬼』をリリースした。本作は問題の先送りと酒の力で困難を突破していくデッキ構築型ローグライクゲームだ。

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パブリッシャーのわくわくゲームズは8月21日、26億年スタジオが手がける『泥酔ローグとおしまいの吸血鬼』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作はさっそく多くの好評を集めている。Nintendo Switch版も後日発売予定。

『泥酔ローグとおしまいの吸血鬼』は、問題の先送りと酒の力で困難を突破していくデッキ構築型ローグライクゲームである。プレイヤーは飲んだくれのローグ「リタ」、あるいは終焉の吸血鬼の異名を持つ「エンド」として、おもに酒目当てで多くの危険が待ち受けるダンジョンに挑むことになる。本作の登場人物は全員、お酒に酔えば酔うほど強くなる。酔った勢いで危険な場所に臨み、時には泥酔して幻覚に惑わされながら、ダンジョン最深部の貴重なお酒を目指すのだ。

ゲームプレイは目の前に現れたものに対して、「実行」を選んでその場で対処するか、あるいは「先送り」を選んでその場をしのぐかのどちらかを選択するというシンプルな作りとなっている。「実行」を選んだ場合は、トラップ・魔物・鍵のかかった宝箱といったさまざまな問題に対して、戦闘・俊敏・感知・解錠・知識といった各種ステータスで成否判定をおこなうことになる。「実行」選択時の結果予想も表示されるため、どの程度のリスクを背負うかは一目で判断することが可能だ。

もしも「実行」が難しい場合は、リタは「風のクローク」というアイテムで、エンドは「自身を霧と化す」ことで問題を先送りにすることができる。いったん急場をしのぎ、再び出くわすまでの間に何か良い対処方法を見つけたり、適合するステータス値を成長させたりして、後で対処することが可能なのだ。ただし、先送りした問題は必ずさらに危険になって帰ってくる。多少のリスクを許容してでもその場で対処するべきか否か、判断が問われることになるだろう。

なお、「先送り」は対処できない問題をひとまずしのぐだけでなく、今ならば余裕のある問題をあえて先送りにするという使い方もある。問題を先送りした場合、危険は増すが、報酬も増すのだ。今すぐ実行すれば確実に対処できる問題でも、後でうまく対処できるかどうかはわからない。それでも問題を先送りにして、報酬を釣り上げることを狙うわけだ。

また、リタをはじめとして本作の登場人物は全員、お酒に酔うほどに強くなる。素面ではどうしようもない問題も、酒の勢いで気を大きくすれば対処ができるのだ。ただし、酔っ払いすぎると幻覚が見え始めることがある。なぜか目の前に現れた飼い犬が、実は凶悪な魔物かもしれない。酒を飲めば強くなれるが、目の前に現れる情報が正しいかどうかはわからなくなっていく。気を大きくしすぎて無謀な問題に挑んで大失敗ということも起こり得るため、酒の飲みすぎには注意が必要だ。

そんな本作はリリースからさっそく高い評価を受けており、本稿執筆時点でSteamユーザーレビューは約70件、そのうち98%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。本作は目の前にある問題に対処するか否か、あえて先送りするか否か、酒を飲むか否かといった、リスクとリターンを考慮した判断が楽しめる作品だ。レビューでもそうしたゲームシステムが高く評価されている一方で、酒に酔っ払ったキャラクターたちの軽妙なかけ合いや、不憫な目に遭う“かわいそうでかわいい”面も好評だ。

ちなみに本作は、同日にリリースされた『Lazy Witch’s Factory』との「酒浸りで借金まみれなローグライトバンドル」でも購入することができる(関連記事)。酒で失敗するか、借金地獄に追われているかの違いはあるが、かわいいキャラクターが不憫な目に遭うのが好きな方は両方チェックしてみるのも良いだろう。

『泥酔ローグとおしまいの吸血鬼』はPC(Steam)向けに配信中。現在はリリース記念セールが開催されており、日本時間9月4日午前2時までの期間限定で定価の20%オフとなる税込1264円で購入可能だ。Nintendo Switch版も後日発売予定となっている。

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Naoto Morooka
Naoto Morooka

1000時間まではチュートリアルと言われるようなゲームが大好物。言語学や神話も好きで、ゲームに独自の言語や神話が出てくると小躍りします。

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