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国おこしクリック放置ゲーム『小さな領地の繫盛記』配信直後から大人気。キャンプ地がじわじわ「巨大帝国」化、ゆったり眺める片手間領主生活
Runic ForgeおよびGamersky Gamesは、Phorust Studiosが手がける『小さな領地の繫盛記』を8月20日にリリースした。配信直後から好評を博し、Steamユーザーレビューは「非常に好評」ステータスを獲得している。

パブリッシャーのRunic ForgeおよびGamersky Gamesは、Phorust Studiosが手がける『小さな領地の繫盛記』を8月20日にリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。本作は配信直後から好評を博し、Steamユーザーレビューは「非常に好評」ステータスを獲得している。
『小さな領地の繫盛記』はインクリメンタルと都市経営の要素を組み合わせたシミュレーションゲームだ。物語は3人の兄弟が野営地にキャンプを築くところから始まる。そこから少しずつ村を築き、労働者を雇い、ほかの都市国家と交易するなどして、領地を着実に広げていく。そして大陸でもっとも強力な帝国を作り上げるのだ。

村を発展させていくためには資源が欠かせない。資源は、木材や鉱物など欲しいアイテムにカーソルを合わせてマウスを長押しすることで、連続して入手できる。また、労働者を特定のアイテムの収集に割り当てれば、以降はその労働者が自動で資源を集めてくれる。労働者の数は村の発展に応じて増えるため、こうして得た資源を元に、次々と新しい建物や設備を建造するのだ。村が発展すればするほど、生産量もあがっていく仕組みとなっている。
建築できる建物の例として、川辺に「釣り小屋」を建造することが可能で、以降は魚を獲得できるようになる。木材や鉱物だけではなく、こうした食料の自給も都市の運営には不可欠なのだ。もし余剰食糧が十分にある場合は、人口増加率にボーナスが発生する。また、資源は建造だけではなく、スキルのアンロックシステムとなる「研究」に使うことも可能で、「クリック採集力+1」など、ゲームプレイの効率をあげるさまざまなスキルを解放・アップグレードすることができる。このように、クリックによる資源収集というインクリメンタルゲームの要素と、労働者を使って経済を自動化させていく都市経営ゲームの2つの要素が融合しているわけだ。

しかし、村の発展は常に順調に進むわけではない。ときにはゴブリンなどの敵が資源を狙って村を襲撃してくる。そうした事態に備えて、衛兵を雇うことも必要となる。兵士の数や戦闘力などは、スキル同様にアップグレードすることで向上させていくことができる。一方で、兵士を雇用するには資金が必要となり、兵士を増やすほど維持費も拡大していく。現実世界と同様に、軍事力と経済力のバランスが重要になってくるわけだ。さらに国が発展すれば、城壁を築いて領地を守ったり、他国との貿易を行ったり、魔法技術を利用したりすることも可能になる。こうして、資源を集めて設備を建造し、軍備を整えながら、1つの小さな村が徐々に豊かな国へと発展していくのだ。
本作のSteamユーザーレビューは執筆時点で、約170件のうち90%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。最大同時接続プレイヤー数は6900人を突破しており、多くのプレイヤーが領地の開拓に勤しんでいることがうかがえる(SteamDB)。ピクセルアートで描かれた温かみのある世界を舞台に、小さな集落を少しずつ発展させ、やがて巨大な帝国へと成長させていくゲームデザインが支持を集めている。時間をかけて村を発展させていく過程そのものに重点が置かれており、一般的なインクリメンタルゲームとは異なった魅力がある。ゲームを放置しながら、ゆっくりと王国が形づくられていく様子を眺めることもでき、リラックスして楽しめる作品だ。一方で、一般的な都市シミュレーションゲームのように建物を自由に配置して街を設計する要素はないため、複雑な都市開発を楽しむ作品というよりは、集落の拡大を自分のペースで見守る作品として捉えたほうがよいだろう。
『小さな領地の繫盛記』はPC(Steam)向けに配信中。リリース記念セールとして、8月27日まで定価の10%オフとなる税込792円で発売中だ。
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