Gearboxが『Risk of Rain』のIPを獲得。しかし“開発元”は買われず、今後のシリーズの開発にも携わらず

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Gearbox Entertainmentは11月17日、『Risk of Rain』のIPを獲得したことを発表した。しかし獲得したのはIPのみで、開発元は関わっておらず、シリーズの今後が心配される状況になっている。


Gearbox Entertainmentは11月17日に、『Risk of Rain』IPを獲得したことを発表している。Gearboxは『Risk of Rain 2』のパブリッシャーを担当しており、同作を通じてIPへの愛や尊敬を育んだとコメント。世界レベルのコンテンツであることを継続させ、このジャンルを代表するゲームとしていくことで、自分たちがIPを保有するに値する存在であると示したいとした。

現在は『Risk of Rain 2』のDLC「Survivors of the Void」をコンソール向けに移植していると現状報告。また(『Risk of Rain』シリーズ開発元)Hopoo Gamesと特別で情熱的なプロジェクトに取り組んでいるといい、詳細を明かすことを楽しみにしているとした。Gearbox Entertainmentの報告だけを見ると、IP管理者がGearbox Entertainmentに移っただけに見える。しかしややこしいのは、獲得されたのはIPだけで、開発元は今後シリーズには関わらないとしているのだ。

Hopoo Gamesは、『Risk of Rain』の初代および第二作目を開発したスタジオ。Hopoo Gamesは、Gearbox EntertainmentのIP獲得の発表について「ファンにとって素晴らしいニュース」と反応。この獲得によって「さらなるRisk of Rainが出る」とも語っている。一方で、Hopoo Gamesは「買われたのはIPのみで、Hopoo Gamesは買われていない」とコメント。さらにHopoo GamesのコミュニティマネージャーのJonathan Cheetham氏がDiscord上で「我々は今後『Risk of Rain 2』および今後のシリーズタイトルには関わらない」とコメントしたわけだ。


Hopoo Gamesは、シリーズを生み、かつ進化させてきた創造主ともいえる存在。そんなHopoo Gamesが関わらないシリーズの今後を心配するユーザーが続出。発表ツイートへの返信などで憂いを見せている。Gearbox Entertainmentも、『Risk of Rain 2』の開発やコンソール移植をサポートしてきた実績はある。Gearbox Entertainment 自体は『ボーダーランズ』などを手がける開発スタジオGearbox Softwareをルーツとしており、開発に強みをもつのも確か。とはいえ、創造主がいなくなった後のIPの未来が心配になるのは自然なことだろう。

ただ、Gearbox Entertainmentが言及した「素晴らしい友人Hopoo Gamesと取り組んでいるプロジェクト」を考慮すると、両社の関係性は悪いものではなさそうだ。Hopoo GamesはGearbox Entertainmentと共に新作に取り組んでいて、今後『Risk of Rain』シリーズを開発する予定はなく、それならばとGearbox EntertainmentにIPを託したようなケースもあるかもしれない。

いずれにせよ、Gearbox Entertainmentもまた“開発元交代”のハードルの高さを理解しているはず。そうした意味でも、別の開発元から送り出される『Risk of Rain』新作を楽しみにしておこう。

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