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話題博した「1文字足す」ゲーム『MARY – メアリ姫の奪還』Steam向け完全版発表。“足したらだいたい反応してくれる”ゲーム、分岐数千通りに底なし進化
夜路地氏は8月14日、『MARY - メアリ姫の奪還』のSteamストアページを公開した。本作はunityroomにて公開中の同名作品の完全版に当たる。

個人ゲーム開発者の夜路地氏は8月14日、『MARY – メアリ姫の奪還』のSteamストアページを公開した。本作はunityroomにて公開中の同名作品の完全版に当たる。2027年に配信予定だ。
『MARY – メアリ姫の奪還』はテキストベースのアドベンチャーゲームだ。プレイヤーはメアリ姫と交際している平民。あるとき魔王にさらわれてしまったメアリ姫を救うために旅に出る。王道のストーリーであり、ゲーム進行についても選択肢のボタンを押すだけのシンプルなものとなっている。


本作最大の特徴が、ボタンに文字を1つだけ追加できる点だ。例えばゲームスタート画面では「はじる」というボタンが表示されている。このままボタンを押すとメニュー画面のメアリ姫が恥ずかしがってくれる。ゲームをスタートする場合は一文字足して「はじめる」とした上でクリックすればよい。ちなみにこのとき「はじける」とするとボタンから何かが飛び散る演出が入る。このように出てくる選択肢に1文字足して物語を変化させることが本作の醍醐味だ。王道の選択をしてもよいし奇をてらった文章を作成してもよいわけだ。
本作はもともとunityroomにて公開。unityroomにて定期的に開催される1週間ゲームジャムで制作された作品であり、執筆時点では53万PVを記録している人気作だ。「これは用意されていないんじゃないか」というような文字を足しても分岐が発生する作り込みが実況動画や配信、口コミで広まりSNS上で話題となっていた。

そんな本作の完全版が発表され、Steamストアページが公開された。unityroom版で削られたギミックやストーリーが新たに盛り込まれ、400通り以上存在していた分岐は数千通りにもなるという。シナリオやギミックについては5倍以上に拡張されるとのこと。ストアページなどではメニュー画面の「ログ」ボタンを「ローグ」に変更することで突如『Rogue』風のゲームが始まる様子も公開されており、選択肢以外のボタンの利用やゲーム性まで変化するなどより大きなギミックの搭載が期待される。
本作を手掛ける夜路地氏は個人のゲームクリエイターだ。過去多くの作品をunityroomにて公開しており、Steam向けには倉庫番パズルに独自の要素を追加した『CLONY』や『Play Twice』を公開している。また、本作の発売予定の2027年より前に新作のドット絵探索アドベンチャー『人のいない世界に』がSteamにて配信予定だ。気になる方はそちらもチェックしてみるとよいだろう。
『MARY – メアリ姫の奪還』完全版はPC(Steam)向けに2027年配信予定だ。前身となる同名作品はunityroomにて無料でプレイできる。
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