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Steam Deckに“セキュリティ”機能を搭載させたとあるユーザーの改造が話題を集めている。無断でSteam Deckに触れた者には警告ののち、「テーザー」をお見舞いするのだという。
Steam Deckは2022年に発売された携帯型ゲーミングPCだ。専用に調整されたSteamOSが採用され、ユーザーは自らのSteamライブラリにアクセスし、互換性のあるPCゲームをどこでも楽しめる。互換性情報については、Steamストアの各作品のページにも記載されている。
RedditのSteamDeckに関するサブレディットにて、ユーザーのConroyyJenkinss氏が報告した、とある改造が話題となっている。同氏は家族が自身のSteam Deckを使うくせにバッテリーも充電しないとして、勝手に起動できないようSteamDeckに“セキュリティ機能”を実装したと報告。同氏のSteamDeckには起動を“物理的に”妨げる、さまざまな妨害手段が講じられている。
まず、本体の外周にはBlenderと3Dプリンターで制作したという棘のついたカバーケースが装着。くわえて本体上部には物体検出カメラに小型スピーカー、そしてサーボモーターが搭載されている。これらは小型コンピュータRaspberry Piで動作しており、もしカメラが人物を検知すると、奇妙な音声クリップがスピーカーから流れ出したあと、数秒後にサーボモーターが「テーザー」を動作させるのだという。実際に動作しているgif動画も投稿されており、テーザーと見られる装置が点滅する様子もうかがえる。位置的にすぐさま感電するような心配はなさそうだが、使用者を威嚇する仕組みなのだろう。大げさなセキュリティとなっているものの、それだけに勝手にSteam Deckを遊ばせないという意志の固さもうかがえる。

ConroyyJenkinss氏はこれまで自身が作ってきたものの中でもっとも馬鹿げたものだとしながらも、これによってもう誰も同氏のSteam Deckには触らなくなったそうだ。ただし同氏が使用する場合にも、まずテーザーを無効化してから棘ケースを外す必要があるという。同氏はそれについて面倒だと認めながらも、それでも「やる価値はあった」と伝えている。
なお、ValveはSteam Deckなど同社のハードウェア商品向けにCADファイルを配布しており、製品の改造には寛容な姿勢を見せている(関連記事)。しかし物理的なセキュリティ機能を搭載するという発想は、Valveにとっても想定外の改造だったかもしれない。
ちなみにSteam Deckにはパスワードを使ったロック機能がある。どうしても家族にSteam Deckを触らせたくないというユーザーは、危険な改造を施す前にパスワードを設定してみるとよいだろう。
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