未送金問題のクラファンサイトうぶごえ公式X、2か月ぶりに沈黙を破る。“住所・サーバーを移転中”として

うぶごえの公式Xアカウントは6月23日、2か月以上ぶりの投稿をおこなった。

うぶごえの公式Xアカウントは6月23日、2か月以上ぶりの投稿をおこなった。「うぶごえの住所、サーバー共に移転中」だという。

うぶごえは、うぶごえ株式会社によって2021年から運営されていたクラウドファンディングサイトだ。掲載手数料0円などがアピールされており、購入者(パートナー)のシステム利用料で運営する新しいクラウドファンディングと標榜されていた。

ところが今年4月15日にうぶごえの公式サイト「https://ubgoe.com/」にアクセスできない状態になった。うぶごえの公式Xアカウントはサーバーがダウンし、それに伴ってうぶごえ宛のメールもダウンしていると報告。復旧中であるとし、緊急の問い合わせ先としてGmailアドレスが示されていた。そこから本稿執筆時点まで公式サイトにアクセスできない状態が続いているが、公式Xアカウントからは何の案内もないままであった。

そして本日、うぶごえの公式Xアカウントは「ただいまうぶごえの住所、サーバー共に移転中です」との報告をおこなった。詳細は明かされていないものの、2か月以上ぶりの公式アナウンスとなる。

うぶごえについては、ゲームデザイナーのイシイジロウ氏の新作プロジェクト『シブヤスクランブルストーリーズ』において実施されたクラウドファンディングキャンペーンにて、集まった約5475万円の支援金のうち2775万円がプロジェクトチームに届いていないと報告されて波紋を広げることになった(関連記事)。その後もうぶごえでの別のクラウドファンディングキャンペーンにおける支援金が送金されていない事例が続々と報告されており、合同会社ネオンライト(ENDLESS SUMMER Studio)が手がける『パーガトリー・ブルー』のキャンペーンでは、集まった約1093万円が一切届いていないという(関連記事)。なお両作ともに開発を継続することが明言されている。

このほか山形鉄道が路線存続のためにおこなったクラウドファンディングキャンペーンでも、集まった約785万円のうち一部が未入金となっていることが6月19日に報じられている(TBS NEWS DIG)。報道によると、山形鉄道についてはうぶごえ株式会社との連絡がとれており、話し合いを進めているという。またクラウドファンディングキャンペーンで約244万円を集めた岐阜県の長良川鉄道に対しては、うぶごえの代表から6月15日に「6月末から50万円ずつ支払う」との連絡があったとのこと(名古屋テレビ【メ~テレ】)。

そうしたなかで今回、うぶごえの公式Xアカウントから「うぶごえの住所、サーバー共に移転中」との短い報告が投じられた格好だ。山形鉄道だけでなく、そのほかの未送金のクラウドファンディングキャンペーンにも今後話し合いや対応がおこなわれるかどうかは注目されるところだろう。

なお先述した『パーガトリー・ブルー』を手がけるENDLESS SUMMER Studioの代表cittan*氏は5月にnoteにて、うぶごえ株式会社および同社の代表取締役である岡田一男氏について、渋谷警察署で刑事告訴の手続きをとっていると報告していた。先述した長良川鉄道も名古屋テレビの取材に対し、警察に相談のうえ、法的措置を視野に今後の対応を進めていくとコメントしている。騒動はどのように決着を見せるのか、今後の動向も注視される。

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Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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