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米国ゲーマーの約4割が、「独占タイトルがあるから」コンソールでゲームを遊ぶと回答。割合は減少傾向も、未だ根強い独占タイトルの存在
米国のコンソールゲーマーの41%は、独占タイトルの存在を理由としてコンソールをプレイしているという。

市場調査会社Circanaは5月1日、2026年第1四半期のゲーム消費者調査の結果の一部を共有した。明かされたデータによると、米国のコンソールゲーマーの41%が独占タイトルの存在を理由としてそのコンソールをプレイしており、他の理由と比べてもっとも高い割合だったという。
Circanaはアメリカ・シカゴに本社を置く市場データ分析企業だ。さまざまな分野のマーケティング情報を広く収集し、主に企業や専門家向けに提供している。ゲーム業界についても分析をおこなっており、定期的に消費者調査を実施。そうして集められたデータはときおり一般に向けても公開されることもある。

Circanaにてゲーム部門のシニアディレクターを務めるMat Piscatella氏は5月1日、自身のBlueskyアカウントにて、同社がおこなったゲーム消費者調査のデータの一部を共有した。これは「ビデオゲームの未来(Future of Video Games)」と名付けられた、Circanaが定期的におこなっているゲーム市場の調査だ。ゲーム業界分析サイトThe Game Businessがこの調査を引用しつつ業界を論じた動画をアップしたことを受け、Piscatella氏があらためて引用されたデータの一部を共有したかたちとなる。
公開されたデータは、「なぜあなたはコンソールでゲームをするのか?」という質問への回答だ。調査対象は米国の13歳以上のゲーマーで、母数は2500人。プラットフォーム利用状況と投資額の代表的な分布に基づき加重平均をおこなっているという。
調査によるともっとも多かった回答は「そのコンソールでしかプレイできないゲームを遊びたいから」というもので、割合は41%だった。およそ4割のゲーマーが、独占タイトルを目当てにコンソール機で遊んでいるという結果となったわけだ。ちなみに38%で2番目に多い回答となったのが「フレンドや家族もそのコンソールで遊んでいるから」というもの。37%と僅差の3位となった回答も「フレンドや家族と一緒に遊びやすいから」で、いっしょに遊ぶゲーム仲間との関係でコンソールを選ぶ傾向も強いことがうかがえる。

なお、今回の調査でもっとも多かった回答は先述のとおり独占タイトル目当てというものだったが、前年同期におこなった同じ調査と比較する8ポイント減少しているという。いまだにもっとも多い理由ではあるものの、少なからず減少傾向にあるようだ。近年では、一定の時期を経て別プラットフォームに登場する“時限独占”の方式をとるタイトルが見られる。そのほか各ゲームメーカーだけでなく、SIEやマイクロソフトが、Steamや別コンソール向けに自社タイトルをマルチで展開するケースも散見される。こうした状況から、「独占タイトル目当て」で特定のコンソールを用いて遊ぶという人数もまた減っているのかもしれない。
しかしそれでもおよそ4割の米国ゲーマーが、独占タイトルの存在を理由としてコンソールゲームを遊んでいると回答したことも事実である。独占タイトルの扱いについては昨今さまざまな意見が見られるようになっており、たとえば幅広い機種で展開してユーザーを増やすべきとの意見がある一方で、そのハードの付加価値を高めるために独占を守るべきといった意見も存在している。今回CircanaのPiscatella氏が公開した調査結果は、そうした議論の一助になるデータと言えるだろう。
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