メトロイドヴァニア剣術アクション『The Devil Within: Satgat』Steamにて4月9日早期アクセス配信へ。武士が悪鬼と戦うスタイリッシュアクション

 

デベロッパーのNewcore Gamesは3月14日、メトロイドヴァニア・アクションゲーム『The Devil Within: Satgat』の早期アクセス配信を4月9日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応予定。

『The Devil Within: Satgat』は、悪魔の血が流れる武士を主人公とするメトロイドヴァニア・アクションゲームだ。本作の世界では、謎の黒い塔がある日突然出現し、豊かさと文明の発展をもたらした。しかし、強大になった塔のエネルギーは悪鬼さえも呼び込み、世界の生命体の大部分が悪鬼になってしまう。そして、この事態を終息させるため優れた武士たちが塔に挑むも、何者かの裏切りにより失敗。プレイヤーは、残された最後の武士として戦うこととなる。

本作には、崩壊した都市や荘厳なジャングル、砂漠の秘密基地など、さまざまな環境のエリアが複雑に連結されたマップが用意され、プレイヤーは探索しながら敵である悪鬼と戦う。主人公の武士は剣によるスタイリッシュな攻撃をメインとし、銃を装備することも可能。探索するなかで新たな剣などを発見でき、装備を入れ替えることができる。

剣には、弱攻撃や強攻撃のほか、ゲージを溜めて発動できる必殺技などの技も存在。スキルツリー形式にて、新たな攻撃アクションをアンロックしたり、攻撃力などのステータスを高めたりといった要素も用意されている。また主人公は、各地に潜んでいる特別な悪鬼を倒すことで、その力を自らに取り込むことが可能。ただ、旅が進むにつれて悪に浸食されていき、体を制御する方法を探すことが求められるという。


早期アクセス配信開始時点では、3つの広大なステージが収録され、それぞれに固有の悪鬼やボスが存在。また、習得可能なスキルや、探索を通じて発見できる武器、衣装なども種類豊富に用意されるとのこと。そして9〜12か月程度さらに開発を進めるなかで、新たなステージや敵、ストーリー要素、スキル、武器、衣装などのコンテンツを追加していく計画だそうだ。アイテム収集のために、クリア済みのステージを再訪できる要素も導入する予定だとされている。

本作の開発元Newcore Gamesは、韓国に拠点を置くインディースタジオ。本作は、『鬼武者』や『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』『Katana ZERO』といった作品から影響を受け、またさまざまな格闘ゲームを分析して制作されているという(Unreal Engine)。これまでにはEpic MegaGrantを通じた資金援助を獲得し、またバンダイナムコスタジオのゲームレーベルGYAAR Studio主催のインディーゲームコンテストでも入賞。同コンテストでは、ビジュアル・グラフィック面での完成度が応募作の中で随一であり、アクション部分は敵を倒す手触り感が良いなどと評価されていた。

『The Devil Within: Satgat』は、PC(Steam)向けに4月9日に早期アクセス配信予定だ。