サバイバルホラー『サイコブレイク』など期間限定で無料配布中。Epic Gamesストアにて

 

Epic Gamesストアにて10月20日、『サイコブレイク(The Evil Within)』および『Eternal Threads』の無料配布が開始された。配布期間は10月27日午前0時まで。期間内にライブラリに追加しておけば、配布期間終了後もプレイ可能だ。

『サイコブレイク』は、元カプコンのゲームクリエイターで、『バイオハザード』のディレクターを務める三上真司氏が手がけたサバイバルホラーゲームだ。本作の舞台となるのは悲惨な大量殺人事件が起きた精神病院。主人公のセバスチャン・カステヤノス刑事は、事件解決のため現場へ向かったものの、何者かの手によって気を失ってしまう。目覚めたセバスチャンを待っていたのは、死体が転がり、異形の怪物たちが彷徨う悪夢の世界だった。プレイヤーは、セバスチャンとして悪夢の世界を冒険し、大量殺人事件に潜む真相を明らかにすることとなる。

本作は三人称視点のサバイバルホラーゲームとして、現実と非現実の区別がつかない狂気の世界を探索する。世界に住まう異形の怪物たちには、銃での応戦やステルスアクションをはじめ、さまざまな方法で危険を回避。なかには、転んだ敵をマッチで燃やしたり、電撃やセンサー地雷など様々な矢をもつ武器「アガニクロスボウ」での戦闘などのシステムも用意されている。死の危険が迫り続けるホラーパートと、独自の要素をもつアクションパート、どちらも楽しめるのが本作の特徴のひとつだ。


本作は2014年にリリースされた。その後、本作の登場人物で、セバスチャンの部下にあたる女性刑事ジュリ・キッドマンの視点から物語が描かれる追加コンテンツ『The Evil Within: The Assignment』と『The Evil Within: The Consequence』がリリース。そして2017年には本作の続編にあたる『サイコブレイク2(The Evil Within 2)』がリリースされた。なお、10月27日からEpic Gamesストアにて、『サイコブレイク2』が無料配布される予定のため、現在シリーズ未経験者は本作を遊ぶ絶好のチャンスとなっているだろう。

『Eternal Threads』は、時間操作をテーマにした一人称視点のパズルゲームだ。プレイヤーは時間を自由に操れる工作員として、住宅火災によって亡くなった6人の人物の救出にあたる。プレイヤーは火災自体は止められないものの、火災が起こるまでの1週間前まで時間の巻き戻しが可能。火災前にそれぞれの人物にあった出来事を調査し、選択を変えることによってその先に起こる未来を変更させる。火災が起こるまでの1週間のタイムラインを自由に行き来し、それぞれの選択を変えることによって6人の生存を目指すのだ。

本作は自由に時間を移動できる作品として、さまざまなルートで攻略することができる。1週間前に遡って正しい時間軸で個々の人物の物語を追体験するプレイや、逆に火災当日から1日ずつ巻き戻ってどうしてこうなったかを推測するプレイなど、攻略の手順はプレイヤーに委ねられている。また、一度見たイベントでも、何度も巻き戻して見ることが可能。そのため、その出来事に起こった不思議な事象や、物語に張られていた伏線などを反復し調べることが可能となっている。なお、本作は日本語表示には非対応となっている。


サイコブレイク』および『Eternal Threads』はEpic Gamesストアにて10月27日0時まで無料配布中。なお、いずれの作品も日本語表示には非対応となっている。両作の無料配布後に開始される次回の無料配布タイトルは、『サイコブレイク』の続編である『サイコブレイク2(The Evil Within 2)』、横スクロールと見下ろし視点を組み合わせた独創的なシステムが特徴のパズルゲーム『Tandem: a Tale of Shadows』が予定されている。