ソウルライクTPS『Remnant 2』開発者が「開発者ですらわからない要素がある」と明かす。秘密が秘密を呼ぶ、コンテンツの奥深さに自信

 

Gunfire GamesのBen Cureton氏は7月21日、『Remnant 2』について「開発者ですらわからない要素がある」とコメント。容易にはコンプリートできないという、本作の一端を明らかにした。

『Remnant 2』はデベロッパーGunfire Gamesが開発したアクションシューティングRPGだ。本作は2019年8月にリリースされた『Remnant: From the Ashes』のシリーズ最新タイトルとなる。前作はソウルライク要素を取り入れたTPSとして展開、本作でも同様の、銃撃を中心とした緊張感ある戦闘が健在のようだ。プレイヤーは人類の絶滅を食い止めるべく獰猛なクリーチャーたちに立ち向かい、神話的生物を思わせる強大なボスへと挑んでいくこととなる。

開発元でプリンシパル・デザイナーを務めるCureton氏は自身のTwitterアカウント上に投稿。本作のコンテンツの奥深さについて言及。当該ツイート投稿時点で『Remnant 2』のすべてを知り、やり込み尽くした者は存在しないとしている。本作は発売前であり、同氏の言及対象となっているプレイヤー内訳など詳細な情報は不明である。しかしながらこれまでに400時間以上プレイしたハードコアなプレイヤー、レビューのため早期プレイ権を得たレビュワー、さらには社内の開発者を含めたとしても、誰一人として本作のコンテンツを知り尽くした者はいないという。

『Remnant 2』は7月25日発売予定。Ulitimate Edition予約者限定で日本時間7月22日から先行アクセスが開始されているものの、前述のツイートはその同先行アクセス開始前に発信されたものと見られる。リリース前作品ではあるものの、テストプレイヤーや開発者含めてもまだまだ底が見えないほど作り込まれているとのアピールだろう。


Cureton氏は続けて、「『Remnant 2』には秘密を秘めた秘密を秘めた秘密がある(Remnant 2 has secrets within secrets within secrets)」と語り、本作に散りばめられた要素がいかに多層化されているかを仄めかす。その一方で、本作の実績解除率100%達成は「とてもプレイヤーフレンドリー」な調整となっており、実績コンプリート後のプレイヤーでさえ、より長く楽しませられるよう開発したと語る。本作のもつリプレイ性の高さ、謎の奥深さに対する自信のあらわれなのかもしれない。

『Remnant 2』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに日本時間7月26日発売予定だ。