オープンワールド海戦ゲーム『スカル アンド ボーンズ』ではシーズンごとに新たなエンドコンテンツで“伝説の海賊王”襲来。今年のロードマップ公開され今度こそ発売に向かう

 

Ubisoftは1月26日、オープンワールド海戦ゲーム『スカル アンド ボーンズ』のYear 1ロードマップおよびエンドコンテンツの情報を公開した。本作はPC(Ubisoft Connect/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに2月16日発売予定。Ubisoft+向けにも提供される。


『スカル アンド ボーンズ』は、海賊となって広大な海を冒険するオープンワールド海戦ゲームだ。ソロプレイおよび最大3人でのオンライン協力プレイに対応。アフリカから東インドまでに広がる海を舞台とし、プレイヤーは各地にいる勢力などとの契約にて熾烈な海戦などに挑み、海賊としての悪名を高めていく。また、海賊船のカスタマイズ要素や、財宝を巡ってほかのプレイヤーと競うPvP要素も用意される。

本作はシーズン制にて運営され、各シーズンは12週にわたって展開。新たなシーズンが始まるたびに舞台となる世界に大幅な変化が生じるほか、新たなイベントやチャレンジ、伝説のライバルなどのコンテンツが無料で提供される。そして今回、本作の発売1年目に展開されるシーズン1〜4の情報が公開された。


各シーズンではエンドコンテンツとして伝説の海賊王がインド洋に現れ、プレイヤーの勢力圏を脅かす。シーズン1「Raging Tides」に登場するのは、伝染病を撒き散らしながらカリブ海からやってきたフィリップ・ラ・ペストだ。シーズン1ではその船団と戦う一連のイベントが発生し、最後にラ・ペストと直接対決することになるという。ラ・ペストの船は毒攻撃などを特徴とし、プレイヤーはそれに対応するための船のカスタマイズが求められる模様である。

このほかシーズン2「Chorus of Havoc」では、フランス国王の命によって海賊退治に派遣された双子のユバック兄弟が、シーズン3「Into the Dragon’s Wake」では、東方で龍爪と呼ばれる勢力を率いるも、皇帝の御前で失態を演じ自らの失地回復を期してやってきたリー・テンネイが登場。シーズン4「Shadows of the Deep」で現れる海賊王に関しては、現時点ではそのビジュアルのみが公開されている。

このほかのエンドコンテンツとしては、たとえばシーズン1では、重装備の商船を襲う「Legendary Heist」や、PvPvEの「Hostile Takeover」などがプレイ可能。「Hostile Takeover」では、製造工場をもつ前哨基地の支配を巡り、防衛にあたる敵が反撃してくるなか、ほかのプレイヤーと攻略を競うことになる。こうしたエンドコンテンツのイベントはシーズンごとに入れ替えられ、またシーズン固有の報酬も用意される。


本作は、『アサシン クリード』シリーズの海戦ゲームプレイなどを手がけた実績をもつUbisoft Singaporeを中心として開発。発表されたのは2017年のことで、当初は2019年のリリースが計画されていたものの、何度も発売延期が繰り返され、開発が難航しているのではと報じられてきた。そして昨年12月に新たな発売日が発表。予約受付も開始され、ついにローンチを迎えられるものと期待されている。

『スカル アンド ボーンズ』は、PC(Ubisoft Connect/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに2月16日発売予定だ。Ubisoft+向けにも提供される。また2月8日から2月12日にかけては、各プラットフォームにてオープンベータテストが実施予定となっている。