オープンワールド・サバイバルFPS『S.T.A.L.K.E.R. 2』9月6日についに発売へ。再延期されるも“最終的な発売日”として発表

GSC Game Worldは1月17日、『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』を日本時間9月6日に発売すると発表した。サバイバル・ホラーFPS『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズの最新作だ。

デベロッパーのGSC Game Worldは1月17日、サバイバル・ホラーFPS『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』を9月5日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Xbox Series X|Sで、Xbox Game Pass向けにも提供される。SteamおよびEpic Gamesストアの表記によると、日本時間では9月6日の発売となるようだ。


『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』は、サバイバル・ホラーFPS『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズの最新作だ。舞台となるのはチョルノービリ(チェルノブイリ)およびその周辺の立入禁止区域。本作の世界におけるチョルノービリでは、2006年に2回目の爆発事故が起こり、ゾーンと呼ばれるエリアが出現。凶暴なミュータントや恐ろしいアノーマリーなどが存在する一方で、計り知れない価値をもつアーティファクトが秘められているとされ、ストーカーと呼ばれる者たちはリスクを承知でゾーンに足を踏み入れる。

本作にてプレイヤーは、64平方kmの広さがあるオープンワールドの放射能汚染地帯を探索。さまざまな派閥のメンバーと出会い、仲間にしたり敵対したりしながら物語を進めていく。敵はさまざまな戦術を仕掛けてくるほか、各ミュータントは行動が予測しにくいという。プレイヤーの武器は30種類以上用意され、何百通りもの組み合わせで改造することも可能となる。

 


本作は2018年5月に発表され、のちに2022年4月の発売が決定するも、発売延期が繰り返されることとなった。この間には、開発元GSC Game Worldが拠点とするウクライナがロシアによる軍事侵攻を受け、ロシア系グループによるものとみられるハッキング被害に遭ったことも。一時は戦争終結までの開発中止も発表されたが、チェコ共和国に新スタジオを設立し、開発が続けられてきた(関連記事)。

そして直近では、本作の2024年第1四半期での発売が発表されたが、今回さらに延期され9月5日に決定。発表にて同スタジオは、今年第1四半期に間に合わせるよう最大限の努力をしてきたものの、技術的な問題が一定程度残っており、ファンの期待に応えられないと延期を決断したとのこと。なお同スタジオは、この9月5日が最終的な発売日(The final release date)であるとしており、これ以上の延期はおこなわないということのようである。


『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Xbox Series X|S向けに9月6日発売予定。PC向け各ストアでは予約受付が開始されている。また、本作はXbox Game Pass向けにも提供される。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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