デッキ構築&ストラテジーRPG『霧の戦場のヴェルディーナ: C.A.R.D.S. RPG』正式発表、来年発売へ。アクワイアが贈る絆と闘志の物語

 

アクワイアは11月16日、ローグライクデッキ構築&ストラテジーRPG『霧の戦場のヴェルディーナ: C.A.R.D.S. RPG』(以下、霧の戦場のヴェルディーナ)を2024年に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Nintendo Switch。

『霧の戦場のヴェルディーナ』はデッキ構築ローグライクの要素が融合されたストラテジーRPGだ。舞台となるのは架空の大陸「ミスタリア」。ミスタリアには3つの大国と10の中小国があり、100年戦争と呼ばれる戦争が続いていた。

しかしその情勢は、キメラの力を手に入れたという東大陸の大国「ファフタニア」によって終わりを告げることになる。同国の圧倒的な軍事力に蹂躙される中、西の共和国「パールヴ」にあるクラウゼヴィッツ傭兵団の団長ヴェル・ディーナは、ファフタニアがキメラを非人道的に作りだしているという情報を入手。団員を引き連れ、真実を知るためにファフタニアに向かうこととなる。


本作では四角に区切られたマス目を移動する、ターンベースバトルによって戦闘が進行する。マップは霧に覆われており、敵や施設を発見しながら進むことになる。何が潜んでいるかを予測しつつの探索をおこなうために、適切な戦略を立てる必要がありそうだ。

戦闘に入ると、あらかじめ構築したデッキを使うターン制バトルとなる。攻撃だけでなく、防御や回復のカテゴリも存在するようだ。ほかにもスクリーンショットには逃走をおこなうカードもあり、直接戦闘をおこなう以外の効果を持つカードも存在しそうだ。カードは50種類以上存在するとのこと。相乗効果や戦う相手との相性を考えつつデッキを構築していくことが大事になるだろう。


また本作は豪華声優陣によるフルボイスでのゲームプレイが楽しめるようだ。たとえば主人公ヴェル・ディーナの声優にはLynn氏が、トレイラーに登場していたレオン・ヘイスの声優には大塚剛央氏が起用されている。ほかにもクラウゼヴィッツ傭兵団のキャラクターがおり、詳細については後日公開されるとのこと。

本作を手がけるアクワイアは、『天誅』や『AKIBA’S TRIP』、『OCTOPATH TRAVELER』シリーズの開発元としても知られている。近頃同社は開発だけでなくパブリッシングまでおこなう作品を続けざまに発表した。『XALADIA: Rise of the Space Pirates X2』(関連記事)や『Ancient Weapon Holly』(関連記事)などが配信中/開発中となっており、『霧の戦場のヴェルディーナ』もそのなかの一作のようだ。なお、本作については以前よりタイトルと一部情報が公開。今回、正式発表とともにその詳細が明かされたかたちだ。

またアクワイアは11月18日から19日にかけて上海で開催される「Weplay Expo 2023」にて本作の試遊体験会をおこなう。さらに同日「ファミ通 電撃 ゲームダイレクト!」において、本作を含む各タイトルの発表イベントが実施される。イベントでは本作における詳細なゲームプレイの紹介や、さらなる情報の公開があるかが気になるところだ。

霧の戦場のヴェルディーナ: C.A.R.D.S. RPG』はPC(Steam)/PS5/Nintendo Switch向けに2024年発売予定だ。

【UPDATE 2023/11/16 15:32】
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