記憶空間SF探索ゲーム『プラトニカ・スペース』8月14日発売へ。誰かの記憶で作られた無数の部屋を巡る、『ナツノカナタ』『ガールズメイドプディング』開発者による新作

ANMCは7月29日、『プラトニカ・スペース』を8月14日に発売すると告知した。

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ANMC(アノマチ)は7月29日、『プラトニカ・スペース』を8月14日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、通常価格は税込1200円。発表にあわせて、新キービジュアルや動画も公開されている。

『プラトニカ・スペース』は、無数に広がる誰かの記憶の部屋から脱出しようとする、SFアドベンチャーゲームである。本作の舞台は、地球が人の住めない星となり、人々が無数の惑星に散っていってから1世紀が経過した世界だ。主人公はある時目を覚ますと、記憶を失った状態で見覚えのない部屋にやってきており、どこまでも部屋が続く奇妙な空間に囚われていた。電車の中やコインランドリー、会議室や宇宙船など、扉を明けても隣の部屋があり、さらにその隣にも部屋があって、出口はどこにも見当たらない。

そんな空間で、主人公は同じように記憶を失った4人と出会う。彼女たちと共に部屋を巡る中で、自分たちの記憶で空間ができていることに気づく。自分が誰で、なぜ謎の空間にいるのか。どこまでも続く記憶の部屋から脱出を目指すストーリーが繰り広げられる。

記憶喪失の主人公は、記憶を取り戻しながら脱出を目指していく。本作では部屋を探索していくと、記憶スポットが見つかり、失った記憶を再生できる。最初の段階では不完全であるものの、記憶に関係するアイテムを探し出し、部屋に置くと記憶の全体像が見える。ただし、無数に広がる記憶の部屋には、主人公以外に4人の記憶喪失者が存在。主人公以外の記憶も混在しており、取り戻した記憶が主人公のものとは限らない。拳銃で少女を撃った殺人者の記憶や、偽造IDカードによる密航者の記憶も登場。記憶を読み解き、どれが誰の記憶なのか整理することで、本作では物語の全容へと迫っていくわけだ。

要素としては、本作では、主人公が目を覚ますたびに部屋の構造が変わる。部屋同士の繋がりや種類、登場キャラクターやアイテムも毎回変化。ランダムな部屋を探索して、記憶を取り戻していくのだ。また本作では、主人公以外のキャラクターも少しずつ記憶を取り戻していく。彼女たちはヒントを与えてくれるものの、信用しすぎてはいけないとのこと。彼女たちの過去や秘密を解き明かすことで、少しずつ真実が見えてくるそうだ。

本作は、KAMITSUBAKI STUDIOが製作、Kazuhide Oka氏がシナリオおよび開発を担当している。同氏の過去作としては、『ナツノカナタ』『ムーンレスムーン』などをリリース。2025年4月にリリースされた『ガールズメイドプディング』では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー806件中95%の好評を得てステータス「圧倒的に好評」を獲得している。同氏の作品では、作中の雰囲気や空気感などが評価されてきた。

本作は『ガールズメイドプディング』『ムーンレスムーン』同様、同氏の描く物語や世界観をもとに音楽とインディーゲームを制作するプロジェクトANMCの新作となっている。本作の制作にあたっては、3DCGおよびアートを片倉もえ氏、BGMをagehasprings Partyが担当。バーチャル・シンガーのsomuniaさんや、長瀬有花さんによる収録楽曲も用意されている。音楽によって、謎やストーリーが彩られているのだろう。

『プラトニカ・スペース』は、PC(Steam)向けに8月14日発売予定だ。通常価格は税込1200円。セールが実施予定とされており、リリース時には17%オフの996円で購入できるようだ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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