高評価スポーツアクション『フライングパワーディスク2』待望の大型アプデで全機種クロスプレイに対応。アンドロイドとパワー型選手の新キャラ2体など追加

 

パブリッシャー/デベロッパーのDotemuは10月11日、対戦スポーツゲーム『Windjammers 2 – フライングパワーディスク』向けの大型アップデートを配信した。本作はPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに発売中。


『Windjammers 2 – フライングパワーディスク』は、データイーストがNEOGEO向けに1994年にリリースした対戦スポーツゲーム『フライングパワーディスク』の続編だ。開発元Dotemuは、現在シリーズの権利を保有するパオン・ディーピーからライセンスを受け、オリジナル版の移植に続き、正式な続編として開発した。

本シリーズは、コート内でフライングディスクを投げ合う対戦スポーツゲーム。フライングディスクは、エアホッケーのように壁に反射するように跳ね返ることが特徴で、相手プレイヤーの背後にあるゴールにフライングディスクを投げ込めば得点獲得。規定得点に先に到達した方が勝利だ。

続編となる本作では、相手が投げたフライングディスクを弾き返すスラップショットや、トスして跳ね上げたフライングディスクを上空でキャッチして、そのまま投げ込めるジャンプ、ゲージを溜めて強力なショットを発動できるEXムーブなどの新システムが導入。さらに新規キャラクターも登場している。

今回配信された大型アップデートでは、まずプレイアブルキャラクターが2体追加された。そのひとり「ジャンマGX03」は、フライングパワーリーグ連盟の大スポンサーであるトデムが製作した最先端のアンドロイド。バランス型のステータスをもち、階段状の軌道のスーパーショットが特徴だ。もうひとりの「アンナ・サリンスキー」は、ポーランド出身の重量挙げ選手。パワー型であり、投げた後にキー入力によって逆方向の壁にワープできるスーパーショットを放つ。

そしてオンライン対戦モードについて、完全なクロスプレイに対応した。これまではPC版とXbox One版のみの対応にとどまっていたが、全プラットフォームのプレイヤーが一緒にオンラインプレイできるようになった(設定でクロスプレイをOFFにすることも可能)。これにあわせてロビー作成・参加機能も追加。ロビーには、各種ルールを設定したうえで最大8人が参加可能で、パスワードによるプライベート設定にも対応する。なお、これらオンラインの新機能導入に伴い、以前のオンラインランキングはリセットされている。

このほか、トレーニングモードとして「レッスン」と「練習モード」が追加された。レッスンは、本作の基本操作からスーパーショットまでの各種テクニックを順序立てて学ぶことができるモード。一方の練習モードでは、CPUの強さなどを設定して練習試合をおこなえる。

 


本作は2022年1月にリリースされ、高い評価を獲得。一方で、プレイヤーからはいくつもの要望が出されるも、特にアップデートはおこなわれないままとなっていた。その間に開発元Dotemuは、プレイヤーから寄せられたフィードバックの精査に時間をかけていたそうだ。結果的に予想以上の時間がかかり、さまざまな困難にも直面したとのことであるが、ローンチから1年以上経っての大型アップデート配信にこぎつけた格好だ。

『Windjammers 2 – フライングパワーディスク』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに配信中だ。