人気アメコミ・ローグライトアクション『Hellboy Web of Wyrd』10月5日発売へ。原作そのまま表現の「ヘルボーイ」が銃と拳を振るう

 

パブリッシャーのGood Shepherd Entertainmentは8月24日、『Hellboy Web of Wyrd』を10月4日に発売することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。Steamストアページ表記によると、日本時間10月5日の発売となるようだ。


『Hellboy Web of Wyrd』はローグライト格闘アクションゲームだ。本作はアメリカのダークホースコミックス社が出版するコミック「ヘルボーイ(Hellboy)」を基にした作品だ。同作は1994年ごろに刊行されはじめ、シリーズ作品として展開されてきた人気のコミックである。主人公は地獄より召喚された、赤い身体の悪魔ヘルボーイ。彼は作中で各地の超常現象を調査する組織、超常現象調査局(B.P.R.D.)へ入局する。本作ではヘルボーイがその調査局のエージェントとして「Wyrd」という恐ろしい次元を調査することになる。

本作では「Wyrd」という奇妙な世界を調査しながら、恐ろしい敵たちと戦闘をおこなう。トレイラーでの戦闘の様子を見ると、プレイヤーは主にパンチと銃を用いて敵と戦うようだ。ほかにも回避アクションや、パリィのような赤いエフェクトなども確認することができる。本作ではしっかりとした近接アクションの操作が求められるのだろう。


また原作となる「ヘルボーイ」のアメコミらしいビジュアルを忠実に再現している点も、本作の特徴の一つだ。公開されているグラフィックからは、ゲーム内のビジュアルに原作コミックの作者であるマイク・ミニョーラ氏のアートスタイルが忠実に反映されていることが確認できる。さらに本作では、ダークホースコミックス社および作者のマイク氏が共同で制作したオリジナルストーリーが展開されるという。本作では原作アメコミの雰囲気を味わいながら、ヘルボーイになりきってアクションや物語を楽しむことができそうだ。

本作を手がけるのは、イギリスに拠点を置くUpstream Arcadeだ。同スタジオにはかつてLionhead Studiosに所属し、『Fable』シリーズや『Black & White 2』などの開発に携わったメンバーたちが在籍しているとのこと。過去には、ローグライトシューター『West of Dead』などをリリース。同作もアメコミ風の特徴的なビジュアルをしており、本作『Hellboy Web of Wyrd』の開発においてもノウハウが活かされるのだろう。

『Hellboy Web of Wyrd』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに10月5日発売予定だ。