音楽家バイオリン冒険アクション『Symphonia』発表。音楽が失われた世界をバイオリンで“跳躍”して攻略、仲間を集めてオーケストラ結成を目指す

 

Headup Gamesは8月24日、『Symphonia』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。また、コンソール向けへのリリースも予定されている。2024年発売予定。Steamストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。


『Symphonia』は音楽をテーマとした2D横スクロールアクションゲームだ。舞台となるのは、音楽が生命とエネルギーの源となっている世界シンフォニア。しかしあるときオーケストラたちが姿を消し、世界は沈黙の中に沈みつつある。プレイヤーは謎めいたバイオリニスト、フィレモンとなり、新たなオーケストラの結成を目指す。世界を飛び回り、天才音楽家たちを集め、シンフォニアに音楽の歓びを取り戻すのだ。

ゲーム内容は、ジャンプで足場を乗り継いでいくタイプのゲームプレイとなっている。バイオリンと弓を使用することで、カタパルトのように自分自身を発射するアクションも可能だという。また、バイオリンを演奏することで仕掛けを稼働させるパズル要素などもあるようだ。また本作の音楽はScoring Orchestra Parisによる生演奏で収録されているとのこと。弦楽器、金管楽器、木管楽器など、それぞれの楽器をテーマとした曲が用意されるという。オーケストラがテーマとなっているだけあり、音楽もこだわりをもって制作されているようだ。



本作を手がけるSunny Peakはフランス・パリに拠点を置くインディースタジオ。フランスのゲーム学校ISART Digitalの卒業生を中心としゲーム開発をおこなっている。2020年に同学校の卒業制作として、本作と同名タイトルの『Symphonia』をitch.ioおよびGOG.comで無料でリリース。音楽面などが高い評価を得て、学生部門や音楽部門の複数のアワードを受賞したという。今回、高評価を得た卒業制作ゲームの完成版をスタジオ初の作品として打ち出すこととなったようだ。

『Symphonia』は2024年、PC(Steam)向けに発売予定。また、コンソール向けへのリリースも予定されている。