戦闘ロボカスタムアクション『VersionThree – INVISIBLE RAID -』オープンテスト開始。パーツ選択で戦いが変化、傭兵として各地で闘争に明け暮れる

 

国内の個人開発者RRR氏は8月12日、『VersionThree – INVISIBLE RAID -(バージョンスリー・インビジブルレイド)』のオープンテストを開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。オープンテストでは、ミッションモードとアリーナモードがプレイ可能。誰でも自由に参加できるそうだ。


『VersionThree – INVISIBLE RAID -』は、カスタマイズ可能なロボットを操りミッションを攻略していく、ロボットカスタマイズ型3Dアクションゲームである。本作の舞台は、「V3」と呼ばれる戦闘兵器が存在する世界だ。プレイヤーはそんな世界で傭兵となり「V3」を駆る。ミッションでは、各勢力から寄せられる依頼を自由に受託。ターゲットの襲撃や護衛、破壊工作など、V3へ乗り込み各ミッションごとの目標を達成していく。また各ミッションを通して、勢力間の抗争にも関わることになる。V3同士の争いや、世界の情勢が描かれるのだろう。



傭兵となったプレイヤーは、V3の機能を活かして戦場を生き残っていく。まずV3には銃火器やミサイル、ブレードなど複数の装備が搭載できる。またブースターが搭載されており、空中での移動も可能。前方向へ高速移動するブースト、瞬間的に加速するブーストインパルス、着地時のバウンドをキャンセルするブーストステップといったアクションによって、縦横無尽に戦場を駆けられる。ブーストによるエネルギーの制限はないといい、V3同士の素早い戦闘が待ち受けているようだ。

また戦闘兵器「V3」は、アセンブル(カスタマイズ)に対応している。V3はコア/ジェネレーター/ラジエーター/ブースター/武器/オプションなどで構成されている。装甲を分厚くしたり、ミッション内容にあわせて装備を搭載したりなど、パーツの組み合わせを好みに応じて変えられるのだ。本作のパーツは、購入以外にレンタルにも対応。使用できるアクションが変化するもの用意されている。さらに状況に応じた機体カスタマイズが、難易度を大きく左右することもあるそうだ。


今回Steamで開始されたオープンテストでは、本作の一部がプレイできる。ゲームモードとしては、各勢力からの依頼達成を目指すミッションと、V3同士1対1で戦うアリーナが存在。本作のアクションやシステムなどが確認できるようだ。オープンテストはSteamでの動作確認や、ユーザーの意見を集めて今後の開発に活かすために実施される。またオープンテストは、Steam上から誰でも自由に参加できるそうだ。

*前作『VersionThree』のPV


本作を手がけているのは、国内の個人開発者RRR氏だ。過去作としては、ロボットカスタマイズ3Dアクションゲーム『VersionThree』完成版を、2019年頃にフリーゲームとして公開。同作においては、有名ロボットゲームをリスペクトし、機動兵器V3を操る傭兵の戦いが展開されていた。

本作『VersionThree – INVISIBLE RAID -』は、そんな『VersionThree』を作り上げたRRR氏による、新たなロボットカスタマイズ型3Dアクションゲームである。前作の完成後に構想がスタートし、2021年頃からは動画によって開発状況を報告。2022年には体験版ver1も公開されていた。

Steamで開始されたオープンテストでは、『VersionThree – INVISIBLE RAID -』の新しいバージョンがプレイできるわけだ。RRR氏による動画を見る限りでは、本作では体験版ver1の公開時からグラフィックが大幅に強化されているほか、新しいアクションやシステムなども追加されているようだ。

『VersionThree – INVISIBLE RAID -』は、PC(Steam)向けにリリース予定。オープンテストが実施中となっている。また前作『VersionThree』は、PC(ふりーむ!)向けに公開中だ。