無料デスクトップペットアプリ『Taskpals』じわじわと人気拡大中。猫や犬がタスクバーを気ままに動き回る、「邪魔にならない」設定も充実

 

アプリ開発者のlazarche氏は5月25日、無料マスコットアプリ『TaskPals』をSteamにてリリースした。同アプリは配信開始以来、右肩上がりに同時接続プレイヤー数を増やし続けており、じわじわとユーザー数を拡大しているようだ。


『TaskPals』はタスクバーの中をドット絵の動物が歩き回る、無料のマスコットアプリだ。ジャーマンシェパードや三毛猫、カメなど7種類のペットが用意されており、最大4匹まで同時に登場させることが可能。開発者支援のDLCを購入することで、さらに2種類のペットが追加される。

本アプリには「Friendly」と「Annoyed」の2種類のモードが用意。Friendlyではペットをクリックすることで、クリック時のリアクションを楽しむことができる。ジャーマンシェパードであればお座り、亀であれば殻にこもるといった具合だ。一方でAnnoyedでは、マウスカーソルを近づけるとペットが逃げるように。タスクバーの各アプリのクリックを邪魔されたくないという場合にはこちらを使うといいだろう。そのほか、ペットが歩く範囲はカスタマイズ可能なほか、ペットの表示位置やサイズなども調整可能。ユーザーの操作を邪魔しないような配慮がなされている。


本アプリは公開以来じわじわと右肩上がりでユーザー数を拡大。同時接続プレイヤー数に目をやると、リリース直後は一桁台だったものの6月2日に100人を超え、7月10日にはこれまでで最高の1018人を記録している(SteamDB)。Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で149件中94%が好評の「非常に好評」ステータスを獲得。レビュー内容では、亀やネコなどのペットの可愛さのほか、シンプルな設定画面が好評だ。本アプリは特になにかの役に立つわけではないが、画面の下をドット絵の動物がうろついているさまは純粋にかわいらしい。作業中などについつい起動しておきたくなる魅力があるといえそうだ。設定画面から簡単にスタートアップアプリに登録できるため、インストール以来起動しっぱなしという人もいそうである。

なお開発者のlazarche氏はSteam内の本作フォーラムでユーザーと交流をおこなっている。新たなネコやカルガモの親子など、動物の追加に前向きな姿勢を示している。デュアルモニター環境への対応やフルスクリーンアプリ起動時の挙動の改善など、利便性を高めるパッチの予定もあるようだ。タスクバーに彩りが欲しい方はドット絵の動物がかわいらしい本アプリを導入してみてはいかがだろうか。

『Taskpals』はSteamにて無料配信中だ。


気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです