恐竜サバイバルホラー『Dino Trauma』発表。『ディノクライシス』などから影響受ける、初代PS風FPS

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デベロッパーのPhobia Interactiveは11月2日、サバイバルホラーFPS『Dino Trauma』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。

『Dino Trauma』は、『ディノクライシス』や『Turok』『DOOM』『Quake』といった1990年代のサバイバルホラーゲームから影響を受けて開発中のシングルプレイ作品だ。特に『ディノクライシス』と『Turok』に強くインスパイアされているようで、本作では恐竜が敵として登場。プレイヤーは銃を武器に、生き残りを懸けて戦うこととなる。

本作は、東欧の秘密研究所を舞台とする全3章仕立てとなり、各章には複数のステージが収録。第1章には6ステージが用意されるとのこと。そして各ステージは、先述した1990年代の作品のステージデザインを参考にしながら、現代的な要素も導入しているという。公開されたスクリーンショットのなかには、複数のキーカードを獲得しているような表示がみられるものがあり、必要なキーアイテムを探しながらゲームを進めていくことになりそうだ。

またトレイラーでは、荒廃した施設でのゲームプレイが披露。狭い室内やひらけた屋外にて、さまざまな種類の恐竜がプレイヤーを襲う。空を飛ぶ翼竜や、水中エリアではプレシオサウルスのような種も現れる。さらに恐竜だけでなく、モンスター化した巨大植物のような敵も存在する模様である。


プレイヤーの武器には、セミ・オートマチックピストルやサブマシンガン、ショットガンといった銃器のほか、クロスボウやロケットランチャー、グレネードなども用意。水中の敵に対してはテーザー銃が効果的のようだ。トレイラーからは、次々に襲いくる恐竜に応戦するハイペースなゲームプレイとなることが伺え、この辺りは『DOOM』などのゲームスタイルを意識して開発されているのかもしれない。

また本作は、ビジュアルスタイルも1990年代の作品をモチーフにしているようだ。『ディノクライシス』を含む初代PlayStation時代のゲームを彷彿とさせる、低解像度の3Dグラフィックが採用されており、どこか懐かしさを感じさせる。


本作は早期アクセス配信が予定されており、リリース開始時点では第1章6ステージが完成した状態で収録。難易度は5段階から選択できる。ステージ内では5種類の武器を発見でき、敵は9種類収録されるとのこと。また、エンドレスモードと呼ばれるゲームモードも用意される。開発を進めるなかで、さらなるエリアや武器、敵などを追加し、残る2章の物語を完成させる計画となっている。ゲームモードの追加もおこなうとのことだ。

『Dino Trauma』は、PC(Steam)向けに開発中。早期アクセス配信の開始時期は未定だが、正式リリース時期については2023年第3四半期と案内されている。それまでには配信開始されるということだろう。

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