『Apex Legends』新レジェンドは「ヴァンテージ」に。彼女を究極のサバイバーにした、そのルーツを描く映像公開

 

Respawn Entertainmentは7月26日、『Apex Legends』のストーリーを語るトレイラー「アウトランズ・ストーリーズ:サバイブ」を公開。新たなレジェンドであるヴァンテージの物語が明かされた。

今回のアウトランズ・ストーリーでは、新レジェンドであるヴァンテージことMaraという名の人物が登場する。トレイラーの舞台となるのは不毛の氷の惑星パゴス。ある日、彼女はスナイパーライフルを用いた狩りの最中、偶然巨大な宇宙船の残骸を見つける。宇宙船には「G.D.S. VANTAGE」の刻印。があった。一方、宇宙船に気を取られていた不意を突かれ、狩りの獲物であったコウモリには逃げられてしまう。


その後、住処に帰った彼女。宇宙船を捜索したという母親から、船は空のカーゴシップであり、コンピューター制御の無人船であったことを聞く。その場では丸め込まれてしまったMaraだったが、その後我慢できず一人でカーゴシップの探索に出向いてしまう。

母の言葉とは違い、船内には銃や貨物が積みこまれていた。カーゴシップの奥の制御盤には、逃した獲物であるコウモリの姿があった。銃弾を受けたコウモリは息絶えていたものの、屍の下からは幼い子どもが顔を覗かせる。興奮する子コウモリが制御盤に触れたことで、船内設備が起動。なんと、Maraの母Xeniaのホログラムが映し出された。このカーゴシップは囚人護送船であり、母はガイアと呼ばれる星から護送されていたことが判明する。

同時に起動してしまった警備システムを、子コウモリを連れて掻い潜るMaraだが、まもなくロボットアームの攻撃を受けて倒れてしまう。さらに、氷に埋まっていたカーゴシップは起動と共にバランスを崩していた。開け放たれたハッチから、Maraは船外へと放り出されてしまった。


船から落下して深手を負ったMaraは、今にも息絶えそうになっていた。崖の上では母XeniaがMaraを捜し、笛を吹いている。笛を吹くこともままならない彼女の代わりに、子コウモリはXeniaのもとへ笛を届ける。そしてMaraのもとへ辿り着いた母であったが、もはや息も絶え絶えの娘を助ける術は一つしか残されていなかった。母は自らの、囚人用の遭難信号発信器を彼女の手に握らせて起動させる。起動してしまえば、Xeniaのもとにふたたび追っ手がかかることは間違いないだろう。そしてXeniaは、意識を失いゆく娘に「生き残れ(Survive)」という唯一の鉄則を告げるのであった。


トレイラーにてお披露目された、新レジェンドであるヴァンテージことMara。公式サイトによると彼女は、究極のサバイバーになるため苦難の道を歩んできた人物だという。トレイラーでは、スナイパーライフルを巧みに使いこなしていた。ゲームでは一体どんな能力を備えているのか、注目したいところだ。また、新シーズンではキングスキャニオンが変化を遂げているほか、レベル上限が引き上げられているという。

そのほかトレイラーでは、『Apex Legends』新シーズンの名前がHUNTEDとなることも明かされた。シーズン14「HUNTED」のローンチトレイラーは、現地時間7月28日公開とのことだ。