「小説 ダークソウル 弁明の仮面劇」10月25日発売へ。傑作ダークファンタジーが小説として蘇る、重厚な世界観でオリジナルストーリーが展開

KADOKAWAは6月17日、「小説 ダークソウル 弁明の仮面劇」を発表。10月25日に、日米同時発売すると告知した。執筆は米国の小説家であるマイケル・A・スタックポール氏が手がける。

株式会社KADOKAWAは6月17日、「小説 ダークソウル 弁明の仮面劇」を発表。10月25日に、日米同時発売すると告知した。執筆は米国の小説家であるマイケル・A・スタックポール氏が手がける。


『DARK SOULS(ダークソウル)』はフロム・ソフトウェアが2011年に発売したアクションRPGだ。立ちはだかる障害を前に学習を重ねながら壁を乗り越えていく楽しさや、緻密なレベルデザイン。緊張感のある戦闘など、硬派なゲームデザインが国内外で高評価を獲得。ダークファンタジーとして描かれる世界観も本作の持ち味となっており、シリーズ展開がなされ、今なお多くのファンに愛されている。なお、小説を出版するKADOKAWAは、フロム・ソフトウェアの親会社である。

「小説 ダークソウル 弁明の仮面劇」では、過酷な世界で生き抜く男のスリリングなオリジナルストーリーが描かれるという。ゲームの重厚な世界観をそのままに、圧倒的なカタルシスをもたらす作品となるそうだ。


物語は、地下の墓所で、死んでいたはずの男が目を覚ますところから始まる。彼は、名前を含め、記憶のほとんどを失っていた。周囲の状況からすると、埋葬者たちは男の復活を予期し、この場に閉じ込めておこうとしたようである。しかし、予期せぬ墓荒らしが入ったために、期せずして封印が解かれたようだ。

目の前に転がっている墓荒らしの死体が不意に動き出し、男に襲いかかる。そのとき、男は自分が魔術の使い手であることを思い出した。手のひらから放った魔法の光で墓荒らしを倒し、墓所をあとにする。

墓所の外には夜の砂漠が広がっていた。星空の様子から、男は自分の死からはるかな時間が経過していることを知る。彼は、墓所の外壁に刻まれていた「フェーラノス」という文字を自分の名前に決めた。そして、墓荒らしの落とした短剣を手に、運命に導かれ壮大な冒険に旅立つのであった。


本作を手がけるのは、米国の小説家であるマイケル・A・スタックポール氏だ。同氏は、多くのSFやゲーム関連作品を執筆。日本での出版作品に『スター・ウォーズ 暗黒の潮流 上下巻』『スター・ウォーズ アイソアへの侵攻 上下巻』『恐怖の町』(T&Tアドベンチャー・シリーズ)などがある。スタックポール氏の紡ぐ、『ダークソウル』の新たな物語を楽しみにしたい。

小説 ダークソウル 弁明の仮面劇」は、10月25日に発売予定だ。




※ The English version of this article is available here

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

Articles: 2592