パズル内パズル内パズル『Patrick’s Parabox』3月30日に発売へ。正方形の中で展開される、無限の謎解き

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個人クリエイターのPatrick Treynor氏は3月3日、倉庫番系パズル『Patrick’s Parabox』を3月30日に発売する発表した。プラットフォームはPC(Steam / itch.io)。本作は日本語UIに対応される。

『Patrick’s Parabox』は、倉庫番に再帰性を織り交ぜたパズルゲームだ。倉庫番とは、マス目に沿い荷物を運ぶゲーム だ。オブジェクトを上下左右に動かしながら、所定の位置に箱を押し進めるのが基本ルール。対して本作では、押し進める箱の中にパズルがあったり、箱内部の通路に侵入できたり、ゲームフィールド自体を箱として押し動かせたりと、マトリョーシカ的なステージギミックが特徴だ。プレイヤーは箱型のキャラクターを操作し、箱を押し進めながらゴールを目指すこととなる。箱を所定の位置まで押し進めるには、箱の中で箱を動かすため、その箱の中でさらに箱を動かす必要があり……。このように、本作を文章で説明すると一体なんのことやら。まずは以下のトレイラーをご覧いただきたい。


さて、ご覧のように本作は、パズルの中にパズルが存在していることが分かる。倉庫番では基本的に、箱をエリアの端に押し進めるとそれ以上箱は動かない。対して本作では、動かなくなった箱をもうひと押しすることで、プレイヤーはその箱内部に侵入できる。小さな箱の内部には別のパズルが展開。そこにある箱の中にも、さらに違うパズルが存在しており、再帰性を利用したパズルが展開され続けるのだ。


ステージを進めていくと、再帰的な構造のひねりがグッと増してゆく。たとえば、スタート時のステージと小さな箱内部のステージが連動する、合わせ鏡のようなギミックが登場。外側から箱の内部に侵入し、別の場所から出ることで、通常では押せない位置にある箱を押し出すことができるといった次第。このように、ステージを進める度に新たなギミックが増えていき、脳がパニックを起こすような、複雑なステージが展開されるのだ。また本作には、合計350以上のステージが用意されており、数合わせのパズルはないとのこと。はたしてゲームの後半には、どのようなステージが展開されるのだろうか。とにかく柔軟な発想力が求められそうである。


『Patrick’s Parabox』の独創的なアイデアは、すでに海外では高い評価を得ているようだ。本作は、優れたインディーゲームを部門別に選出するIGF Awards2020にて、Excellence in Designを受賞。またインディーゲームの祭典IndieCade 2019では、IndieCade Developers Choice賞を受賞している。期待作として注目されているわけだ。

本作の開発を手がけるのは、アメリカのカリフォルニア州に拠点を置く個人クリエイター、Patrick Treynor氏。同氏はこれまで、時間を操る猫がパズルを解く『Clockwork Cat』や、『I Wanna Be The Guy』のファンゲーム『I Wanna Run the Marathon』など、主にパズルを主体とした作品を手がけてきた。『Patrick’s Parabox』もパズル作品であることもあり、これまでの経験がどう活かされるか気になるところだ。

『Patrick’s Parabox』はPC(Steam / itch.io)向けに3月30日にリリース予定。本作は日本語UIに対応される。なお、Steam Next Fest June 2021に合わせて公開された本作のデモ版が、現在も配信中。実際に遊んでみたほうが、本作の魅力が直感的に伝わると思われる。気になる方はぜひチェックしておこう。

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