魔法大学生活RPG『Songs of Glimmerwick』発表。授業に出て部活動に参加して、時に奏でる

 

インディースタジオEastshade Studiosは1月20日、『Songs of Glimmerwick』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびコンソール。発売予定時期は2023年だ。あわせて、発表トレイラーが公開されている。

『Songs of Glimmerwick』は、魔法学園RPGである。舞台となるのは、魔法大学が存在する地Glimmerwick。魔法大学に運よく入学することができた主人公は、大学生活を過ごしていくことになる。この世界においては、楽器を演奏することで魔法が生まれるという 。演奏が暮らしの鍵を握るわけだ。大学生活は慌ただしい。授業に出たり、部活動に参加したり、友人や街の人々と交流したり。そうした生活のなかで、音楽の力を借りて世界の謎を垣間見ていこう。

『Songs of Glimmerwick』には、ストーリーが存在する。大学生活をおくりながら、さまざまな人物とふれあいながら、物語が進んでいく。暮らしの中ではさまざまな場所で魔法を使う。授業内のほか、課外活動で木々などを倒す必要がある場合、フルートを吹くことで斧が出現し伐採がおこなわれる。ガーデニングをすることもあるようで、その際も楽器の演奏よって雨を降らしたりすることが可能のようだ。


なお本作には、四季やお祭りなどが用意されている。街の人々もそれぞれ生活しているという。トレイラーを見る限り、時間の概念もありそうだ。主人公の見た目のカスタマイズもできるという。そのほか、冒険や生活を通じて、スキルやアビリティを獲得できるようだ。内容としては、ガーデニングを助けるものやカエルを呼ぶといったものもあるという。


開発を手がけるEastshade Studiosは、アメリカのシアトルに拠点を構えるスタジオ。過去作としては、美しい島で絵を描いていくアドベンチャー『Eastshade』や、短編アドベンチャー『Leaving Lyndow』をリリースしてきた。これまでは美しい3D表現のアドベンチャーゲーム制作を得意としてきたが、今作は一転して2D表現を用いたRPGを開発中。今作の主な開発スタッフとしては、Jaclyn Ciezadlo氏がリードデザインとアートを担当。Danny Weinbaum氏がプログラムを手がける。なおDanny Weinbaum氏は、かつてSucker Punch Productionsに在籍し、『inFAMOUS』シリーズなどで環境アーティストとして携わっていた。

『Songs of Glimmerwick』は、PC(Steam)/コンソール向けに2023年発売予定である。