マルチ対応・幻想世界ストラテジー『ソングス・オブ・サイレンス』日本語対応で2024年春発売へ。英雄たちの終わりなき戦争物語、デモ版配信中

 

デベロッパーのChimera Entertainmentは12月1日、『ソングス・オブ・サイレンス(Songs Of Silence)』をPC(Steam)向けに2024年春に発売すると発表した。またSteamストアページにて配信されているデモ版には本日アップデートが配信予定で、日本語およびフランス語に対応する見込み。


『ソングス・オブ・サイレンス』は、2つのファンタジー世界を舞台にしたターン制戦略ゲームだ。本作の世界では、沈黙(Silence)と呼ばれる謎の脅威が高まるなか、いくつもの勢力が終わりのない戦争を繰り広げているという。本作には物語主導のシングルプレイキャンペーンモードと、ランダム生成マップにて最大6人で争うオンライン対戦モードが収録される。なおデモ版ではキャンペーンモードおよびCPUとの対戦モードを体験可能だ。

プレイヤーは複数の派閥・ヒーローから主人公を選択し、自らの軍隊を率いて敵対する王国の打倒を目指すこととなる。プレイヤーは自らの軍隊と共に世界を探索。手に入れた希少な資源を管理しながら荒廃した国を再建していく。本作の特徴のひとつが、さまざまな局面でカードを使用する点だ。アクションカード・リクルートカード・バトルカードの3種類が存在し、合わせて数百種類のカードが収録。カードはデッキの構築ではなく、ヒーローや場所に応じて与えられる。


アクションカードはマップ上で使用するもので、たとえば指定の土地を焼き払ったり、特定の特色を持つ地区を建設したりといったことが可能。リクルートカードは、軍隊に新たなユニットを加えるために使う。そしてバトルカードは、バトル中の軍隊ユニットの指揮や増援要請、あるいはユニットへの特定効果の付与などをおこなうためのものだ。本作のバトルはリアルタイムかつハイペースで進行。各種カードを戦略的に使うことで、戦況を一変させることもできるだろう。

また本作のサウンドトラックは、『ファイナルファンタジータクティクス』や『ファイナルファンタジーXII』など数々の作品の楽曲に携わってきた崎元仁氏が担当している。壮大な世界観や美麗なアートワークに加えて、楽曲も注目点といえるだろう。


本作に向けては、今年10月に開催されたSteam Nextフェスにてデモ版が配信開始。女王Lorelaiの物語を描くキャンペーンモード、および2体のCPUと対戦できるスカーミッシュモードが収録されている。デモ版を受けてプレイヤーからはフィードバックや温かな反応が得られたといい、その感謝としてSteam Nextフェス終了後も配信が継続されることになった。

そして今回、デモ版に向けて本日中にアップデートが配信予定となっており、日本語およびフランス語に対応する見込み。デモ版におけるキャンペーンモードのストーリーや各システムの説明を日本語で確認しながらプレイできる嬉しいアップデートとなりそうだ。なおSteamストアページ表記によると、本作は製品版も日本語表示に対応予定となっている。

『ソングス・オブ・サイレンス(Songs Of Silence)』はPC(Steam)向けに2024年春にリリース予定。その後コンソール向けにも展開される見込みだ。