Bethesda新作宇宙RPG『Starfield』Steamページ公開。日本語フルローカライズ対応にて、PC版はSteamでも配信へ


Bethesda Softworksは12月10日、『Starfield』のSteamページを公開した。本作のPC版の配信プラットフォームについては、これまで特に明言されてこなかったが、Steamでも配信されることが明らかになったかたちだ。

『Starfield』は、『The Elder Scrolls』や『Fallout』シリーズを手がけてきたBethesda Game Studiosが開発する、同スタジオとして25年ぶりとなる完全新規作だ。まだゲーム内容については多くは明かされていないが、人類最大の謎を解き明かすために、宇宙を舞台に壮大な冒険をおこなうシングルプレイRPGであると発表されている。

時代設定としては今から300年ほど先の未来。ふたつの大きな勢力のあいだでの戦争から20年が経った後の、束の間の平和な時代に、プレイヤーはConstellationと呼ばれる宇宙探索組織の一員として冒険をおこなうという。ディレクターを務めるTodd Howard氏によると、ゲームの構造としては『The Elder Scrolls V: Skyrim』に似ているとのこと(関連記事)。また、“かつてない自由度を誇る”作品であるともアピールされており、たとえばキャラクター作成や探索における自由度は非常に高いそうだ。


本作は、PCおよびXbox Series X|S向けに開発中。開発元であるBethesdaが今年マイクロソフトの傘下に入ったことで、本作の対応プラットフォームについては大きな注目が集まったが、コンソール版についてはXbox独占となった。

そしてPC版については、これまで「PC」としか発表されていない。マイクロソフト傘下にあり、またサブスクリプションサービスPC Game Pass(旧Xbox Game Pass for PC)向けに発売日から提供されることが案内されていたため、少なくともMicrosoft Storeにて配信されることは明らかだったが、今回ストアページが公開されたことにより、Steamでも配信されることが判明した。近年のマイクロソフトは、Microsoft StoreとSteamの両方で同時リリースすることが多かったため意外な結果というわけではないが、これでSteamユーザーの方も安心できるのではないだろうか。

また、Steamのストアページでは、本作はインターフェイス・フル音声・字幕のすべてにおいて、日本語に対応することが記載されている。本作の日本語フルローカライズ対応は、今年の東京ゲームショウに合わせて発表。Howards氏自ら、15万行にものぼるセリフを日本語吹き替え対応することを明らかにしていた(関連記事)。

『Starfield』は、PC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けに2022年11月11日発売予定。Steam版に興味のある方は、ストアページにてウィッシュリストに登録しておこう。