塔探索アクション『Aspire: Ina’s Tale』12月17日発売へ。美しき塔の中へ中へ

 

パブリッシャーUntold Talesは11月29日、『Aspire: Ina’s Tale』を現地時間12月17日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Xbox One/Nintendo Switch。Steamストアには日本語対応の表記はないものの、ストアページのゲーム紹介は日本語で記述されている。


『Aspire: Ina’s Tale』は、塔を進んでいくアクションゲームだ。プレイヤーは少女イナとして、冒険することとなる。イナは塔に囚われ、果てしない眠りにつき夢を見続けていた。しかしある日突如イナは目覚めを迎える。どうやらこの塔は「希望や想像」を喰らっているという。この塔はなんなのか。自分はなぜ囚われていたのか。その理由を突き止めるため、イナの塔を探索する日々が始まる。

イナは美しい塔の中を冒険する。塔内にはさまざまな仕掛けが存在し、仕掛けを利用することで先へと進んでいく。物を移動させたり、台を利用したり、ジャンプを駆使したりと仕掛けは多彩。美しい背景と落ち着いた音楽に包まれながら、塔の先へと進んでいこう。


塔はさまざまな顔をもっており、常に美しく牧歌的なわけではない。不気味なエリアも存在し、化け物に追われることもある。また道中には囚われた住人たちがおり、彼らの過去や記憶を知ることで呪縛から解放することにもなるだろう。ときには塔に住む精霊の力を借りることで特別は能力を獲得し、手強いギミックを解くのだ。

開発を手掛けるWondernaut Studioは、ブラジルの南部ポルト・アレグレに拠点を構えるスタジオだ。Unityを使って複数のゲームを開発している。本作はそのうちのひとつであり、処女作になるようだ。Steamではデモ版が配信されており、そちらはしっかりと作られている。本編ではどのような物語体験が届けられるのか、楽しみだ。

『Aspire: Ina’s Tale』は、PC(Steam)/Xbox One/Nintendo Switch 向けに12月17日発売予定。Untold Talesは、国内コンソール版リリースにそれほど積極的ではないが、同社の一部作品はCEROレーティングを取得しており日本語対応も予定されている。本作の将来的な日本語対応や国内コンソールリリースにも期待したい。