デッキ構築&ターン制格闘シム『Fights in Tight Spaces』12月2日に正式リリースへ。日本語対応や新規ステージ追加などを予定


パブリッシャーのMode 7は11月23日、Steamにて早期アクセス配信中の『Fights in Tight Spaces』について、12月2日に正式リリースすると発表した。本作はEpic GamesストアやGOG.com、Xbox One向けにも配信されており、こちらも同日に正式リリースされる予定だ。

『Fights in Tight Spaces』は、Ground Shatterが手がけるデッキ構築・ターン制格闘シミュレーションゲームだ。データ解析がスパイ活動の中心となっている世界を舞台に、プレイヤーはスパイ組織にとって最後の手段として用意されたエージェントとなる。現場に直接乗り込み、その手で問題を解決するのだ。

本作はステージクリア型のゲームプレイとなっており、部屋や路地、電車の車内、バー、牢獄などのステージが存在。いずれも非常に狭い空間となっており、待ち受ける敵を接近戦で倒していくこととなる。プレイヤーのすべてのアクションは、あらかじめ組んだデッキから選んだカードによって決定。ステージはグリッド状になっており、各種攻撃や防御、移動のほか、敵を1マス突き飛ばしたり、お互いの位置を入れ替えたりなどのカードを駆使して戦う。

敵は銃などの武器を持っていることもあり、そうした特徴やステージの構造などを考慮しながら、使用可能コスト内にて戦略的にカードを切っていくのだ。ステージによっては、護衛対象のキャラクターが同行する場合もあり頭を使う。そしてステージクリア後には、新たなカードを入手可能。またステージを進むなかでは、体力回復やカードの強化などをおこなうこともできる。


本作は今年2月から早期アクセス配信を開始し、現時点でSteamのユーザーレビューでは94%が好評とする「非常に好評」を獲得している。これまでに配信されたアップデートでは、初期デッキの選択肢の拡張や難易度システムの追加、さらにステージや敵、カードの追加のほか、巻き戻しやリスタート機能の実装などが実施されてきた。また、チュートリアルの拡充やバランス調整、バグ修正もおこなわれている。

そして正式リリースに合わせて実施されるアップデートでは、まず日本語表示への対応が決定している。そのほかにも、複数の新規ステージの追加やSteam実績への対応、各種バランス調整やバグ修正を予定。さらに、何らかのサプライズも用意しているとのことだ。

本作のXbox One版は『狭い空間で戦え』というタイトルで配信されている。日本語対応を機に、PC版も同様のタイトルとなる可能性もあるかもしれない。


『Fights in Tight Spaces』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Xbox One向けに早期アクセス配信中。正式リリースは12月2日の予定だ。