視点操作パズル『Moncage -箱庭ノ夢-』11月16日配信へ。不思議なキューブを覗き込み、異なる世界を繋げ合わせる

 

パブリッシャーのX.D. Network Inc.は10月13日、Optillusionが手がけるパズルゲーム『Moncage -箱庭ノ夢-』を、11月16日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびiOS/Androidで、価格はSteam版が1500円、iOS/Android版が500円(ともに税抜)。配信開始から7日間は、10%オフのローンチセールがおこなわれる。ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。


『Moncage -箱庭ノ夢-』は、目の錯覚を利用したパズルゲームだという。ゲーム画面の中央には大きなキューブが設置されており、それを見る視点を操作してプレイするようだ。底面を除くキューブの各面には、工場や灯台、遊園地、教会など、それぞれ異なる風景が映し出されている。キューブ表面に絵が描かれているわけではなく、キューブの中にはその風景の世界が広がっており、視点を動かせば覗きこむことも可能。なんとも不思議なキューブとなっている。

それぞれの風景は、一見するとお互い関係がないように見えるが、実は絡み合っており思いがけない繋がりで満ちているそうだ。パズルを解くようにその繋がりを見つけ出すことが、本作のゲームプレイの鍵となる。たとえば、ある面には工事現場があり、その隣の面には子供部屋が映っている場面では、工事車両とおもちゃのトラックがピッタリ繋がる視点の位置が存在する。

また別の場面では、部屋にかけられた絵画と、廃墟の窓枠や空の色が繋がる。隣り合う面の何が一致するのか、想像力をはたらかせ視点を動かしながら探すのだ。なお、本作にはヒント機能も用意。行き詰まったらまずはテキストでのヒントを確認し、それでも見つからないならビデオガイドを参照すると良いだろう。


パズルを解いてふたつの異なる風景が繋がると、一致したオブジェクトなどが動き出す。映し出された世界に不思議な変化が起こる場合もあるようで、キューブを覗き込んでその行方を見届けることとなるだろう。また、パズルを解くことで、キューブの中の世界から写真を入手できることもある。本作には物語要素もあり、写真を集めることによってストーリーを組み立てて、隠された真実を解き明かすこととなる。

『Moncage -箱庭ノ夢-』は、PC(Steam)およびiOS/Android向けに11月16日配信予定だ。


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