次元を切り替える2Dアドベンチャーゲーム『What Lies in the Multiverse』発表。天才少年と変人科学者によるパラレルワールド冒険譚

 

パブリッシャーのUntold Talesは10月1日、『What Lies in the Multiverse』を発表した。本作は、天才少年と風変わりな科学者の2人でパラレルワールドを冒険する、コメディタッチな2Dアドベンチャーゲーム。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS4/Xbox One/Nintendo Switchで、2022年初頭に向けてのリリースが予定されている。 
 

 
『What Lies in the Multiverse』は、次元を超えた世界を冒険する、2Dアドベンチャーゲーム。主人公の天才少年キッドはある日、皮肉屋でエキセントリックな科学者エヴェレットと出会う。パラレルワールドへの好奇心に取りつかれた2人は、次元を超越した未知の世界への調査に乗り出すことに。やがて彼らはエヴェレットの過去、そして宇宙についての真実に迫っていくことになる。プレイヤーはキッドを操作し、奇妙な世界を冒険していくのだ。 

本作のゲームプレイについて、主人公のキッドは、ステージの次元を切り替えることが可能。この能力を駆使し、プレイヤーは道中にあるさまざまな地形や空間を乗り越えていく。たとえば、ジャンプ中にタイミングよく次元を切り替え、ロープを出現させて上に登る、また、滑りやすい氷の地形を利用して、もう片方の次元では届かなった場所に到達するなど。次元ごとに異なる環境をうまく利用しつつ、パズルのようにステージを進めていくようだ。 
 

 

 
ステージのバリエーションとしては、寺院や町、港や荒野など、さまざまな環境が用意されているという。そのなかでは主人公キッドと、アインシュタインのような科学者エヴェレットを中心に、コメディタッチな物語が展開されていくようだ。キャラクターについてはほかにも、謎の人物EZやゼニスなど、クセ強めの魅力的なキャラクターが多数登場するとのこと。 

一方、本作は軽快なストーリーと個性的なキャラクターをフィーチャーしつつも、死や嫉妬、執着などのディープなテーマも織り込んでいるという。物語は進めていくうちに切なさが増していくといい、笑いと喜び、悲しみなど、ジェットコースターのようにさまざまな感情が描かれていくようだ。ユニークなキャラクターたちによる会話劇にも期待したい。 
 

 

 
『What Lies in the Multiverse』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS4/Xbox One/Nintendo Switch向けに、2022年初頭にリリース予定。コンソール版の国内リリースの有無については、現時点では不明である。 Steamでは、本作の体験版が配信されているため、興味のある方はまずこちらを試してみてはいかがだろうか。