ドット絵戦術シミュレーション『Despot’s Game』10月15日早期アクセス配信へ。命が軽すぎる人類の、終末世界ラビリンス


tinyBuildは8月19日、戦術シミュレーション『Despot’s Game』の早期アクセス配信を10月15日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。 
 

 
『Despot’s Game』は、チームを編成して謎の迷宮からの脱出を目指す戦術シミュレーションゲームだ。あるとき、人々は裸で目を覚まし、見慣れないダンジョンにいることに気が付く。誰もそこに至るまでの記憶がなく、代わりに手元には大量の武器が残されていた。人々は目の前に現れた人工知能デスポットの命令に従い、迷宮からの脱出を目指すこととなる。 

道中でクリーチャーや妨害ロボットに出会うと、戦闘は自動で進行。プレイヤーは俯瞰視点で戦場を眺め、部隊を勝利へ導くための戦略を組み立てることとなる。人間たちは、コスチュームを与えることでさまざまな職業に転身することが可能。呪術師や忍者、ツインテールの美少女戦士に変身するなど、さまざまな特殊能力を得ることができる。各人間の職業が決まったら、それぞれ最適な位置に配置。ディフェンダーを前線に出し、サポートキャラを後衛に回すなど、布陣を作り出そう。ひ弱な装備の人間を前線に出すと簡単に死亡してしまうので要注意。 
 

 
各部屋での戦闘が終わると、ランダムでショップが出現することがある。戦いを通じて得られるマナを消費し、よりよい装備を購入することができる。さらに、人員を購入して部隊の拡充を図ることも可能だ。品揃えはランダムだが、マナを消費すればラインナップをアップグレードできる。部隊の戦力を整え、万全な状態で次の部屋へと進もう。また、人間たちはミューテーションと呼ばれる能力を獲得することが可能。ランダムで戦闘終了時に起動できるマシンや、タブから選択できるスキルツリーよりアンロックすることができる。死亡したユニットから一定確率で装備を回収できたり、マナを消費して一時的に攻撃速度を高めたり、さまざまなバフ効果を得られるのだ。 
 

 
ダンジョンは挑戦のたびに形を変えるため、いつも同じ場所でショップを利用できたり、ミューテーションを得たりできるとは限らない。さらに、一定ステージごとにランダムでイベントも発生。恩恵が得られることもあれば、選択しだいで損害を被ることもあり、周回ごとにさまざまな困難が待ち受けている。シングルプレイで迷宮の踏破を目指すだけでなく、オンラインを通じて、ほかのプレイヤーが編成した部隊と自分の部隊を戦わせることができる。戦略を練り上げ、最強の人類としての座を勝ち取ろう。 

『Despot’s Game』は10月15日より、SteamにてPC向けに早期アクセス配信予定。現在はオープンベータテストが実施されているため、興味があれば触れてみるといいだろう。また、本作の開発を手がけるKonfa Gamesの前作『Despotism 3k』は日本語対応で配信中。ディストピアな世界観でリソース管理シミュレーションを楽しめるため、こちらもチェックしてほしい。