3Dアクション『ニコが来た!』Steam向けに8月3日発売へ、日本語対応。“プロの友達”として、動物の住人たちを助けるのんびりとした冒険

 

Gears for Breakfastは7月7日、『ニコが来た!(Here Comes Niko!)』PC(Steam)版を8月3日にリリースすると発表した。Steamストアページの表記によると、日本語音声および字幕に対応。またNintendo Switch版は、Steam版からあまり間をあけずにリリース予定とされている。
 

https://twitter.com/HereComesNiko/status/1412607310074048516

 
『ニコが来た!』は、“プロの友達”として親切で変わった住人たちと 交流する3Dアクションゲームである。主人公のニコは、ある時オタマジャクシ株式会社の「プロの友達」求人に応募し、ジュニア見習い友達として働くことになった。カエルの上司から与えられた仕事は、いろいろ島を訪れて、出会った住人たちの手助けをすること。しかし、プロの友達としての実力を証明できなければ、ニコは無職になってしまう。島には、親切だけど変わった動物の住人たちが、ちょっとした悩みを抱えながら暮らしている。ニコは心配事を聞いたり、魚捕りや虫取りを手伝ったり、花のタネをまいたりなど、友達として彼らを手助け。動物たちの暮らす島を探索する、のんびりとした冒険が描かれていく。
 

 

 
ニコが住人たちの手助けをしていると、たまに給料がもらえるという。コインを鉄道に投資すれば、新しい島への移動が可能になる。住民を助けることでコインを稼ぎ、路線の拡大によって行動範囲が広がっていくわけだ。日差しのまぶしい毛玉シティのビーチや、美しい山道のあるサーモンクリークの森、雪がしんしんと降り積もる温泉など、6つの島には多彩なロケーションが待ち受けている。各地ではアーケードゲーム機の中に入ったり、市民プールで泳いだり、ビーチバレーで遊んだりなど、さまざまな遊びも用意されているようだ。

また、島の住人たちはみな動物であり、カエルの上司はネクタイをしながら虫を食べる。人間であるニコは、この島がどういう場所で、なぜこの島に来てしまったのかわかっていない。動物たちだけが暮らす世界の謎も、描かれていくのだろう。
 

 

 
本作を開発しているのは、オランダ在住のクリエイター兼コンポーザーのStijn氏と、同じくオランダのアーティストClear Eclair氏によるインディーゲームスタジオFrog Vibes。パブリッシャーは、デンマークのスタジオGears for Breakfastが担当している。NINTENDO64時代の作品を意識した3Dアクションゲーム『A Hat in Time』を開発した同スタジオの知見が活かされていそうだ。またStijn氏は、かわいい短編クリッカー『ナユの冒険』の音楽も手がけており、ニコののんびりした冒険を彩るかわいらしいBGMにも期待がもてそうだ。
 

 
ニコが来た!』は日本語に対応し、PC(Steam)向けに8月3日リリース予定。Nintendo Switch版のリリース時期も、そう遠くないようだ。