国産サンドボックス『クラフトピア』新ロードマップ公開。6月の梅雨アップデートでは、個人サーバーが構築可能になり、フォトモードも登場

 

国内のゲーム開発会社ポケットペアは5月28日、『クラフトピア』の新たなロードマップを公開した。今後の大型アップデート予定や、既存のロードマップの達成状況などが確認できる。また、次回の「梅雨アップデート」は6月23日に配信される予定だ。


『クラフトピア』は、2020年9月からSteamにて早期アクセス配信中のオープンワールドサバイバルアクションゲームである。国内のゲーム開発会社ポケットペアが販売および開発をしている。狩り・農業・ハクスラ・建築・自動化など、多種多様なゲームの要素を組み合わせ、理想郷を目指して開発が進められている。VRoid Hubとの連携による、3Dアバターを使ったゲームプレイ。神の家畜化やベルトコンベアを使った牛の自動調理といった、要素の多さによるカオスな光景なども特徴だろう。今月5月28日には、初めて情報公開した日から1年が経過したことを記念し、今後のロードマップと、既存のロードマップの達成状況が公開されたわけだ。


ロードマップによると、次回の「梅雨アップデート」は6月23日に配信予定とされている。同アップデートでは、ペットシステム、物理演算処理の最適化、新MAP秋島、Lvキャップ解放第1弾、納品クエストの強化、石版強化の拡張と上位石版の実装が実施予定。個人サーバーが構築可能になるほか、フォトモード(撮影ドローン)も登場し、継続して対応および最適化がされていくそうだ。『クラフトピア』では、現在ホストのワールドへ参加する形で、マルチプレイがおこなわれている。4月のアップデートでのSteam Networkingへの対応を含め、これまでにもマルチプレイ関連の改善は進められてきたが、個人サーバーが構築可能になることで、より共有ワールドでのマルチプレイがしやすくなるのだろう。

梅雨アップデート以降も、安定版は2~3か月を目処にアップデートされていく予定であり、8月から9月には「夏季アップデート」が実施される。夏季アップデートでは、時代Lv6の登場、既存農業の改善、新種族およびキャラクターパーツの追加、クリエイティブモードの実装、3種類の新ボスや新武器として刀/魔法杖/銃の追加、石油プラント/火力発電所の追加、漁業の実装などが実施予定。冬季アップデート前後には、島MODシステムの導入も見込まれている。冬季アップデートでは、新MAPや新農業システムが登場。2022年2月以降には、乗り物カスタマイズ機能やマルチ向けのボス、高難易度ダンジョンなどの導入が予定されている。


また、プレイヤーから多くの声が届いているというMAP移動方式の改善およびメインミッションなどについては、抜本的な改良をおこなうため、現在さまざまな検証や仕様検討がおこなわれているという。ロードマップでは、襲撃システムも検証および考案中とされており、これらの機能については正式な発表を待つことになりそうだ。

『クラフトピア』は、Steamにて通常価格2570円で早期アクセス配信中。今後も、プレイを通して寄せられた声を元に、より楽しく快適にプレイできるような環境作りとコンテンツの追加を目指して、開発が進められていくそうだ。