『Apex Legends』ボセックボウとスピットファイア弱体化アップデート配信開始。ダメージや弾数に調整あり

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Respawn Entertainmentは5月12日、『Apex Legends』にて新たなアップデートを配信した。不具合の修正を中心としたアップデートとなっており、新シーズン「英雄の軌跡」開幕後に発生していた各種バグに修正が施されている。また、開発元はボセックボウおよびスピットファイアに向けたバランス調整も告知。こちらは現地時間の5月11日午後に適用されるとのこと。確認したところ、日本でもすでに配信開始されているようだ。


今回のアップデートでは、新シーズンにて発生していた諸々の不具合が修正。詳細は以下のとおり。

―ログインの際にエラーが発生する問題を修正
―アリーナモードにて敵チームにプレイヤーがいない場合、即座にマッチが終了するように改善
―アリーナモードでの生存時間がより正確に表示されるよう修正
―アリーナモードでの画面遷移で発生していたテクスチャの問題を修正
―まれにロビーのキャラクターが低解像度で表示される問題を修正
―ヴァルキリーのパッシブスキルについて、生存していない、もしくは観戦モードのプレイヤーをマークしないように変更
―戦績ページにて発生していたエラーを修正
―ヴァルキリーのバンドルセットバナーを選択した際、適切にゲーム内ストアに遷移するよう修正
―安定性の向上


新シーズン「英雄の軌跡」が開幕した当初、膨大なプレイヤーが押し寄せたためか、サーバートラブルによるさまざま不具合が発生していた。今回のアップデートでは、その際にプレイヤーから報告されていたログインできない問題や、レジェンドがローポリゴンで表示される現象なども修正の対象となっている。また今回の修正項目には含まれていないが、ヴァルキリーがジェットパックを使用した際に、ブラッドハウンドの追跡マーカーが表示されない問題についても今後のパッチでの修正を検討しているようだ。


そして今回、バグ修正のアップデート配信とあわせて、ボセックボウとスピットファイアに向けたバランス調整も実施。詳細は以下のとおり。

・スピットファイア
―1発のダメージ値が19から18に減少
―紫および金マガジンの装弾数が55から50に減少
・ボセックボウ
―チャージを最大まで溜めた際のダメージが70から60に減少
―チャージ時間が0.54から0.56秒に増加
―デッドアイズテンポ装着時のチャージ時間が0.32から0.38秒に増加
―ドロップしているアローの1スタック数が16から14に減少
―インベントリにおけるアローの1スタック数が48から28に減少


今回はスピットファイアとボセックボウ、両武器とも弱体化というかたちで調整されることとなる。ボセックボウの調整については、今回は主に威力と弾もちの面に手が加えられるようだ。1スタックあたりの弾数が減少したことにより、これまで以上に壁や地面に刺さったアローの回収と再利用が必要となってくるだろう。威力についても10減少し、火力は少し落ち着いた。とはいえ、中距離武器として高い威力を誇っていることは間違いなく、チャージ時間の増加も微調整の範疇といった印象だ。

なお、ボセックボウについては先日より「#弓おもんな消せ」のハッシュタグが注目を集めたり、海外コミュニティではケアパッケージ武器化を望む意見があがったりと、その性能をめぐっては強すぎるとの見方が多くあった。そんな中、昨日には開発者が「もうすぐ弱体化されるよ!」とTwitterにてコメント(関連記事)。それから1日経った今日、早速ボセックボウは弱体化されることになる。はたして、今回の調整でボセックボウへの風当たりの強さは落ち着くのか。注目されるところだ。


ボセックボウおよびスピットファイアに向けたバランス調整のアップデートも適用済み。そのほかの調整としては、アリーナモードのフェーズランナーにて、一部の岩に当たり判定がない問題を修正することも告知されている。こちらの修正はもう少し時間がかかるようだ。

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