『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』ロングトレイラー公開。ライティング専用スタッフがビジュアルを盛り上げる

 

スクウェア・エニックスは3月21日、SIE主催のオンライン番組「PLAY! PLAY! PLAY!」にて、『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE(ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード)』のロングトレイラーを公開した。長さは5分51秒となっており、2月26日に公開されていたトレイラーPS5 Features Video(3分)のロング版となっている。

『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』はPS5向けに発売されるということで、PS4版と比較しながら新要素について紹介されている。それぞれの要素が、以前のトレイラーよりちょっとずつ掘り下げられているわけだ。より美しくなった『ファイナルファンタジーVII リメイク』の内容がわかることだろう。フレームレートが60fpsに対応したことにより、各要素の紹介シーンもなめらかである。

「PLAY! PLAY! PLAY!」では、プロデューサーの北瀬佳範氏が登場し、情報の補足をしている。まずPS5版で強化されたグラフィック要素について。北瀬氏はライティング表現の改善にふれ、PS5のパワーによって背景やキャラを魅力的に光らせたり色味を調整できるとしている。また北瀬氏は「ライティング専門が10人レベルで常駐しており、ライトをセッティングしている」とコメントした。このチームは『ファイナルファンタジーVII リメイク』開発から新しく作られたという。

https://youtu.be/bxIk5D8982U?t=2685

※ 該当シーンは44:45~より

そのほかのビジュアル強化の要素としては、フォグエフェクトの向上をあげている。スモークや砂埃や霧に、よりモヤがかかっている。北瀬氏は、テクスチャやライティング、そしてフォグなどが強化されたことにより、PS4では見えなかった部分がPS5版では見えるようになっているかもしれないと付け加えている。

フォトモードについてはカメラ調整のほか、カラーフィルターを加えることも可能。HPゲージなどUIを消すこともできるそうだ。フォトモードはユーザーの要望にこたえて実装したそうだ。新規に追加されるユフィのエピソードについては、本編のクラウドたちの物語と同じ時間軸になるそうだ。一瞬バレットやティファたちとすれ違うようなものになっているとのこと。なおユフィのエピソードについては、2章構成となっている。

『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』は、PS5向けに6月10日に発売予定。価格は税込9878円。PS4版を所有していれば、税込100円でPS5版にアップグレード可能。そこから税込2178円支払えばユフィの新規エピソードにアクセスできる。なお現在PS Plusフリープレイとして配信されている『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、PS5へのアップグレードの対象外となっているので注意してほしい。