廃墟ホラーゲーム『真砂楼』発表、3月26日Steamにて配信へ。昭和初期に廃業となった旅館を進む恐怖体験

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ゲームスタジオDorsalFin Studioは2月7日、『真砂楼(まさごろう)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、3月26日に配信するという。価格は1320円。日本語字幕/UIにも対応する。


『真砂楼』は、廃墟をテーマとしたホラーゲームだ。舞台となるのは、昭和初期に廃業となった旅館、真砂楼。女椎村にある真砂楼では、かつて猟奇的殺人事件が発生。犠牲者は宿泊客と従業員で、胸部から下が切り取られていたという。しかも切断された遺体の一部は、まだ見つかっていない。主人公は、かつて女椎村で働いていた人物。廃墟探索が趣味ということもあり、記憶を頼りに真砂楼へ向かうが、現地にて閉じ込められてしまう。廃墟となった旅館に何があったのか。探索を通じて真実を知ることになる。

『真砂楼』は、一人称視点で展開される3Dホラーゲームだ。廃墟旅館の探索を進めていく。旅館内には過去の残留物や手がかりが点在しており、それらを集めていくようだ。トレイラーでは怪しげな化け物と遭遇するシーンも映し出されている。館内には悪霊も徘徊しているようで、そうした脅威から逃げつつ探索を進めることになるだろう。


本作の開発にはUnreal Engine 4が採用されており、廃墟の旅館が美しくも恐ろしく描かれる。廃墟の描写についてもこだわられており、廃墟探索者による監修のもと、日本のさまざまな廃旅館を参考にしつつ、本作の舞台はつくられたようだ。立体音響技術も導入されており、Valve社の立体音響ソリューションSteam Audioを使用したオーディオデザインにより、臨場感のある恐怖体験が味わえる。

開発を手がけるのは、Unreal Engineタイトルを開発してきたゲームクリエイター陣だ。クリエイターぶっさん氏はプログラムやゲームデザインなどを担当。同氏は、発表に際して「自分がやられて嫌なギミックを入れました」とコメントしている。オーディオデザイナー・テクニカルアーティスト・最適化担当として、tekktekk氏が参加。廃墟監修として、雪村 柚鈴氏および漣PhotoGraphics氏が携わっている。UE4や廃墟に精通したクリエイターたちにより作られているようだ。

ゲームのボリュームは2~3時間とコンパクトなようだが、昭和初期の旅館を舞台とした、日本ならではのホラーゲームになりそうだ。『真砂楼』は、3月26日にPC(Steam)にて発売予定だ。

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