スクウェア・エニックスは2月2日、『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FF14』)のパッチ5.45を配信する。昨年12月8日に実装されたパッチ5.4「もうひとつの未来」のマイナーパッチであるパッチ5.45では、リミテッドジョブである青魔道士のレベルキャップ引き上げや、セイブ・ザ・クイーンに関連する新たなバトルコンテンツ「グンヒルド・ディルーブラム」などが追加される。現在は公開にともなってのメンテナンス中で、このメンテナンスは19時に終了する予定だ。
青魔道士のレベルキャップが70に
青魔道士はさまざまなモンスターのアクションをラーニングして自身の能力として行使する、「青魔法」を操るリミテッドジョブだ。“リミテッド”の名前のとおり、通常のジョブと一緒に最先端のコンテンツ攻略を行うことはできなかったり、そもそも突入できないコンテンツがあったりといった制限はあるが、ロールの概念にとらわれず、青魔法の使い方次第でタンク・ヒーラー・DPSそれぞれの役割をこなすことができる多彩なジョブと言えるだろう。マスクカーニバルと呼ばれるソロバトルコンテンツのほか、青魔道士のみの編成で過去のレイドコンテンツをクリアすることでアチーブメントやマウントなどを獲得することもできる。今回パッチ5.45のアップデートでもそれらのクリア報酬が追加されるようだ。
パッチ5.45ではこれまで60だった青魔道士のレベルキャップが70まで引き上げられ、新たにラーニングできる青魔法や突入できるコンテンツが追加されるようだ。レベルキャップ60時点では「大迷宮バハムート」「機工城アレキサンダー零式」シリーズを青魔道士編成で踏破するとモルボルのマウントを手に入れることができた。今回突入可能になるであろう「次元の狭間オメガ零式」シリーズをクリアすることで何らかの報酬が獲得できるかどうかは不明である。なお、現状の最高難易度バトルコンテンツである「絶」シリーズには、青魔道士での突入は不可能であることがパッチノートにて明言されている。
過去最多となる48人での高難易度バトルが追加
パッチ5.45ではセイブ・ザ・クイーンにもアップデートが行われる。多人数フィールドコンテンツである南方ボズヤ戦線にストーリーが追加され、ノーマルは24人、高難易度である零式は48人で挑むレイドコンテンツ「グンヒルド・ディルーブラム」が実装される。南方ボズヤ戦線から引き続き、特殊な効果のあるアイテムやアクションを活用し、通常のバトルコンテンツとは一味違った戦闘が楽しめるコンテンツとなりそうだ。
プロデューサーレターLIVE(以下、「PLL」)などで事前に発表されている情報によると、ノーマルはストーリーが関係してくるためか、ほどほどの難易度に抑えられているようだ。一方で、高難易度である「グンヒルド・ディルーブラム零式はかなりの歯ごたえと発表されている。以前のPLLにて「パッチ5.5シリーズでセイブ・ザ・クイーンはもう1段階のコンテンツアップデートを予定しているため、そのアップデート内で装備やアクションなどを強化してから挑んでもいい
とプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏は話していた。ギミックや48人の連携の難しさもさることながら、「蘇生不可」という特殊条件から降りかかるプレッシャーが想定される「グンヒルド・ディルーブラム零式」。気になっているが二の足を踏んでいる、というプレイヤーも、パッチ5.5Xでのアップデートを待ってから挑戦することも視野に入れ、自分に合ったやり方で突入してみよう。
スカイスチールツールの強化は最終段階か
クラフター・ギャザラー向け装備強化コンテンツである「スカイスチールツール」にもアップデートが入り、さらなる装備強化を行うことができる。「改良計画の最終段階」というクエストタイトルから、装備強化が最終段階に入ることが推測される。また、パッチノートの「確認されている不具合」に「抜刀時や製作時に表示されるエフェクト」の記載があることから、強化完了で主道具が光る可能性が高い。クラフター・ギャザラー向け装備で派手に光るものはあまり多くないため、こつこつと強化を進めて是非手に入れたいところだ。
そのほかにも新たな調度品やミニオン、マウントなどの追加アイテムが盛りだくさんな『FF14』のパッチ5.45。公開にともなうメンテナンスの終了は本日19時を予定している。パッチノート全文はこちらから確認してほしい。
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