オンラインRPG『ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシス』第1回クローズドβテスト募集開始。『PSO2』キャラデータを使ったテスト

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セガは12月15日、『ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシス(以下、PSO2:NGS)』第1回クローズドベータテスト(以下、CBT)参加者の募集を開始した。対象となるのは、『ファンタシースターオンライン2(以下、PSO2)』をプレイ済みのアカウントを持っており、『PSO2:NGS』が動作するPCを持っているプレイヤー。CBTの実施期間は、2021年1月下旬から2月上旬頃の週末。募集期間は2021年1月4日23時59分まで、募集人数は5万人規模とされている。

『PSO2:NGS』は、2012年からセガが開発・運営しているオンラインRPG『PSO2』の超大型アップデートである。同アップデートでは、既存の『PSO2』から多岐の変更が行われる。具体的には、オープンフィールドへの変化や新アクションを含めたゲームシステムの変更、グラフィックエンジンの刷新、キャラクターモデルのスペック向上、キャラクタークリエイトへの新機能など。『PSO2:NGS』のサービス開始後、これまで『PSO2』を遊んでいたアカウント/キャラクターで『PSO2:NGS』が遊べるというが、システム変更に伴いメセタやキャラクターの成長に関わる要素(レベル/経験値/スキル/PA/テクニックを含む)など、新しい世界へ持ち込めないものもあり、『PSO2:NGS』開始以降も既存の『PSO2』はそのまま残るそうだ。こうした仕様を踏まえると、アップデートというより一部の要素が引き継げる新作といったほうが近いのかもしれない。


そんな超大型アップデートを前にして行われるのが、今回発表された第1回CBTだ。公式サイトによると、第1回CBTでは、『PSO2』のサーバーからコピーしたキャラクターデータを使って、正式サービス開始時のコンテンツから要素を限定した内容で、基本的なゲームシステムが体験できる。『PSO2:NGS』のキャラクターのアクション、エネミーとの戦闘、クエストの進行といったゲームの基本的な機能や、『PSO2』の各種動作、ACスクラッチの動作などがテスト対象。サーバーの負荷検証や『PSO2』と『PSO2:NGS』のゲームデータの共有確認も行われるそうだ。


参加対象は『PSO2』プレイ済みのアカウントを持ち、CBTテスト基準動作環境を満たすPCを所持している日本国内居住のプレイヤー。実施期間は、2021年1月下旬から2月上旬ごろのいずれかの週末。2020年12月15日15時から、2021年1月4日23時59分までの期間に、テスター募集サイトから応募したプレイヤー5万人が、CBTに参加できる。詳細な日程、特典アイテムの詳細などは後日公開予定とされている。

また第2回CBTでは、『PSO2』をこれまでプレイしていないプレイヤーを含めた、より多くのプレイヤー参加によるゲームシステム全般のテストが予定されている。第1回とは異なり、全員が新規キャラクター作成からスタート。1回目のフィードバックによる仕様変更や調整も反映されていない状態で、キャラクターと人数のみを変更したほぼ同じ内容のテストが行われるそうだ。なお、テスト結果を受けた対応方針などについては、第2回CBTの終了後に公開予定とされている。

『PSO2』の超大型アップデート『PSO2:NGS』は、PC/PlayStation 4およびクラウド(Nintendo Switch/PC)向けとして、2021年配信予定。第1回CBTの募集期間は、2021年1月4日までだ。

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